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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
戦いの後始末×ランクSSS認定
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がねえからウチに住ませるか、執事の立村さんも既にウチに移動させたらしいから」

執事の立村さんは、元々ウチのスパイであり漆原家の闇を取っ払うためにやってくれたが、もう住む家がないのならウチに住めば?と提供した。あそこを差し押さえたんで、自動的に零家の別荘みたいな扱いとなる。それに凡人理事長は、牢獄行きとなるのが10割だと思うし漆原捜査官が言ってた。駆け落ちみたいな感じとなったが、今はウチに行ってもコイツらは無理だから、校長先生に電話をしたら指示された場所に向かった。

「今だけは警察関連の者が、証拠となるモノを差し押さえているが希望があればあの家に住ませてもいいが『私は漆原家には戻れないわよ?』静乃がウチに住む事になればサツキが文句を言われる可能性がある。一時的にこちらが預かった後に、新たな理事長就任と共にガサ入れをした家に戻る事を希望する」

「嵐城さんからの文句ならしょうがないわね、一時的に校長先生のところで隠れた後に私は家に戻らせてもらうわ」

「それがいいですよ。あとサツキさんには桜花がいますので、静乃さんには結衣を相談役として置いておきます。とそのように零社長からの指示でございます」

その指示を聞いた静乃は、俺の肩の上に頭を乗せて来たと思ったらまた眠ってしまった。俺はしょうがないなーと思いながら、校長先生のマンションに到着した。状況が落ち着くまで隠れるようにとの指示だった。家には帰らずに、学校もしばらくは休む方針で行く事にした。いつの間にか起きたマヤとサツキにも、校長先生からの提案を説明した後に嬉しがっていたマヤ。

「皆でお泊り会なのです」

と、昨夜は無邪気に喜んでいた。俺の家で泊まるようになった以上の喜びようだった。ま、自分の家に友達が泊まりにくるのは、余りないが浮かれる気分となる。サツキと静乃はマヤの部屋で一泊し、遅くまで楽しく喋りながら寝ていた。俺は一時的に空間切断から零家に戻り、寝てから起きたら沙紀が一緒に寝ていた。車は校長先生のところに置いているが、起きた時に少し鍛錬をしてから校長先生のマンションのリビングに戻っていた。沙紀もだが、見送った後に俺達は学校を休んだ。凡人理事長である漆原賢典を失脚させたので、新たな理事長が赴任予定だ。エドワードも目覚めたと思うし、日本支部らの事、政治的状況は全て蒼い翼が何とかするんで解決は自然と待った。

「兄様の力となったのはいいけど、まさか倍増した力を譲渡されてから全ての門が開いたのは不思議ね」

「あれは赤龍帝の力によって、一時的に底上げしただけだ。なので今は五つの門のみとなるが、まあいいか」

サツキは静乃と共に戦って、予想通りの展開となったのでその褒美として織斑家直伝のマッサージをする事となった。今は二の腕をしているが、素肌をゆっくりと神の手と呼ばれた指
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