ユバへ
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ちゃんの為だ…さぁ行くぞ!!」
サンジは座ってるルフィを立ち上がらそうとする。しかし、俺がそれを止める。
ナミ「お兄ちゃん?」
ルフィ「つまんねぇ」
ルフィはそう言う。それを聞いた俺は黙ってそのまま動かない。
サンジ「なんだとコラァ!!!」
ルフィ「ビビ」
ビビ「…何?」
ルフィ「俺はクロコダイルをブッ飛ばしてぇんだよ!!」
ビビ「!!」
その言葉にビビは驚く。
ルフィ「反乱してる奴等を止めたらよ…クロコダイルは止まるのか?だいたいカトレアに着いても、何もすることはねぇ」
ユウ「その通りだな」
俺はルフィに同意するように横に座る。
ナミ「ちょっと!?お兄ちゃんまで…」
ユウ「何故だ?俺達は海賊だ。逆にいない方が向こうの為だぞ?」
ビビ「それは…」
ルフィ「お前はこの戦いで、誰も死ななきゃいいって思ってるんだ。国の奴等も、俺達も皆」
ビビ「!!」
図星を言われ、ビビは言葉を詰まらせる。
ユウ「ビビ、“七武海”の海賊相手で、もう100万人も暴れ出してる戦いなのに、皆無事ならいいと思ってる。確かに、一国の王女ならその考えも分からなくはない。けどな、言っちゃ悪いが…」
「「甘いんじゃないか(ねぇか)」」
俺とルフィの言葉が重なる。
ナミ「ちょっとお兄ちゃん!ルフィ!2人とも少しはビビの気持ちを…」
サンジ「ナミさん待った」
俺達の考えに気づいたサンジがナミを止める。
ビビ「何がいけないの!人が死ななきゃいいと思って何が悪いの!!」
ユウ「別に悪くはない。そう思うのもその人の自由だ」
ルフィ「…人は死ぬぞ」
そう言った瞬間、ビビはルフィを思いっきりビンタした。
ビビ「やめてよ!そんな事言うの!!今度言ったら許さないわ!!」
肩で息をしながらそう叫ぶ。
ビビ「反乱軍も!!国王軍も!!この国の人達は誰も悪くないのに、何故、誰かが死ななきゃならないの!!悪いのは、全部クロコダイルなのに!!!」
ルフィ「じゃあ何でお前は命懸けてんだ!!!」
そう言いながらルフィはビビを殴る。
ウソップ「おいルフィ!やり過ぎだ!!」
サンジ「テメェルフィ!!」
ユウ「黙ってろ!!」
俺の言葉に、サンジ達は黙る。昨日の事も少し効果あったみたいだな。ビビは、泣きながらルフィの事をひたすら殴っている。
ルフィ「俺達の命くらい一緒に懸けてみろ…仲間だろうが!!!」
ビビ「!!」
そう言われ、ビビの手は止まる。そしてビビは泣き出してしまった。
ユウ「辛かったな。今まで、全部背負ってきたんだな」
俺は泣くビビを抱きしめる。
ユウ「けどな、ルフィ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ