暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア〜璃弾のマリア〜
第1弾 《Bicycle and youth?》
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[9] 最初 [1]後書き
を打って可笑しくなったのかと心配してしまった。
しかし、キンジはそのまま倉庫の外に出た。
それを見たマリアとアリアは、焦った。
このままだと、撃たれる。
キンジはセグウェイの前に出て立った。
セグウェイの銃が火を噴く

(いい狙いだ。)

キンジはそんなことを考えながら体を動かし、銃弾を避けた。

(本当にいい狙いだ。全て頭を狙っている。しかし、それ故に避けやすい)

キンジはそんなことを考えたが、常人には到底不可能な芸当だ。
そして避けると同時に、キンジは銃を撃った。
キンジが放った銃弾は、すべてセグウェイに取り付けられていた銃の銃口に吸い込まれるように命中した。
もちろんそんなことが起きれば銃は暴発する。
それにより、セグウェイの無力化に成功した。
無力化の成功を確認したキンジは安心して力を抜いた。

その瞬間だった。
影からセグウェイが1台出てきて銃口をこちらに向けていた。
油断していたキンジ、それ故に回避行動は間に合わない。
撃たれると思った瞬間それは、起きたのだ。

ガガンッ!ボンッ

セグウェイの銃が暴発し、車輪の車軸が破壊されたのだ。
一瞬アリアが助けてくれたのかと思ったが、アリアはまだ死角に居た為不可能だった。
そうすると、今のキンジにとって答えを導き出すことは簡単だった。

(狙撃か)

キンジは、狙撃ポイントと思われる小さめのビルの屋上あたりを見た。
キンジからは姿はさすがに見えなかった。
屋上にいたのは、車椅子姿の女性
そう、マリアだ。
スコープなしで、キンジとアリアが言い争うを始めたのを見ながら安堵の表情をしていた。

(もう私の目の見える範囲で死んでいくのを見たくはありませんわ)

そして、アリアからキンジが逃げ出したのを見てから、アリアの元へと移動を始めるのだった。

これが、遠山 金次と、神崎・H・アリアと、その姉、神崎・H・マリア達との出会いである。
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