暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア〜璃弾のマリア〜
第1弾 《Bicycle and youth?》
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き込んでしまう。

「この自転車には、爆弾が仕掛けてある。お前も早く逃げろ。」

それを聞いて、飛び降りてきてパラシュートでいまだに空を滑空していたアリアには、両足をパラシュートの持ち手にかけ、
逆さ吊り状態になり両手を伸ばした。

「武偵憲章第1条、仲間を信じ、仲間を助けよ、来なさい!」

アリアは飛び込ませてキャッチし助ける気でいた。

「それは無理ですわーアリア」

ビルの屋上でSVDを持ちながら無線の声に突っ込んでしまった車椅子に座る神崎・H・マリアであった。

「まじかよ。仕方ねぇ、行くぞ!」

覚悟を決め、キンジは飛んだ。
その直後、爆発が起きアリアとキンジが吹き飛ばされた。
「アリア!?あの男O☆HA☆NA☆SIしないといけませんわ。
マリアは、アリアの名前を叫んだ直後、すごく黒いオーラが出ていた。
後ろにいた猫は、その黒いオーラに恐怖し、荒れ狂ったように逃げ出した。
跳び箱の中に2人はいた。
爆発で、学校の倉庫まで飛ばされていたらしい。

「いてててっ、っ!!」

キンジは気づいた瞬間、目の前の光景に息をのんでしまった。
アリアの服が捲れて下着の胸が目の前にあったのだ。

(くそ、こういうのは、禁止してるんだ。静まれ俺)

ようやく静まったキンジは、そっとアリアの服を元に戻した。
しかし、運悪くそこで目が覚めたアリア
アリアからしてみれば、服に手をかけようとしている光景にしか見えない。

「な、なにやってるのよあんた!!こ、こっ!!」

何かを言いかけた瞬間、入っていた跳び箱に体すべてが隠れるように身を隠しながら、銃を両手に取り出した。

「なっ」

その瞬間、すごい数の弾丸が飛んできた。

「この跳び箱が、防弾使用で助かったわね。」

アリアは、ほっとしたように呟いた。
外には、先ほどキンジを追いかけていたのと同じ、銃を付けたセグウェイが多数いたのだ。
それからアリアの銃撃戦が始まった。
マリアは、いたビルからだと狙撃ができないため移動していた。

(無事でいて、アリア。どうか神様、アリアをお助けください。)

マリアは、急いで狙撃できるポイントに向かった。
その頃アリア達は、銃撃戦が激しくなり、弾の消耗を気にかけるようになる程の撃ち合っていた。

ヒョイッ

突如キンジがお姫様抱っこで倉庫内の影にアリアを運んだ。
突然のことで、アリアは顔を赤くしながら、あんた何を、ということしか言うことができなかった。
キンジはというと、先ほどまでとは全く違う雰囲気を纏わせていた。

「アリアはここにいるんだ。危ないからね。後は、俺に任せてくれ。」

「あんた、いきなりどうしたのよ」

アリアは、キンジの突然の変わりように頭
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