第7話 赤鼻のトナカイ パートA
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結果です。茅場君にはしっかりしてほしいです」
ふぅ、と長寿は息を吐いて、無表情で(口笛を吹きながら)実験結果をメモに書き込んでいた。
『もう終わったんだろ。早く返せよ』
何か、今の実験結果を書いていたらシン君にせかされました。
『そういうせっかちな人は嫌われますよ、シン君?』
『…長寿、後ろ見てみろよ』
『はい?』
後ろを見ると
『芋虫のようなものが転がっていますよ』
『そっちじゃなくて、もうちょっと後ろ』
『仕方ないですね』
芋虫の少し後ろを見ると黒猫団のメンバーが開いた口が塞がらない様子でこちらを見ていました。
「ははーん。そういうことですか。」
『つまり、気まずいと』
『これから弁解すんの俺だけどおまえと聖雅も手伝えよ』
『えー面倒』
『聖雅君の言うとおり。面倒です』
『ツベコベ言わずにやれ。さもなくばここから追い出す』
『『はーい』』
長寿サイド→シンサイド
私から俺に代わり、緑から藍になった
そこでケイタが
「あ、あの〜…」
話しかけてきた
「ん?」
俺が何だと言う感じで返すと
「シンさんってすごい強いんですね」
目をキラキラさせながら寄ってきた
「お、おう」
俺は助けを求めるように他の奴らの方を見たが他のメンバーは(特に黒いの)哀れみの目で見てきた。後でしばいてやる
その後、ケイタや黒猫団の奴らといっしょに帰った。帰りがけにケイタ以外のメンバーをしばいた。(黒いのはけっこう強くやった。やった後はみんな涙目で、頭を抑えながらこっちを睨んでいたが、どうみてもあいつらが悪い)
??層 エンジェルアーカイブのギルドハウス
「ただいっと、なんだなんだ?」
「おかえり〜おにいちゃん?」
「遅かったな兄貴?」
「お帰りです。シンさん」
何か皆さんご機嫌が斜めなようで、これから三十分はO・HA・NA・SIだね。あかんな精神的エネルギーもつかな?
〜〜〜三十分後〜〜〜
「それで、お兄ちゃん。頼んだものは持って来た?」
「持って来たぞー。んーっと、これだったよな?」
20層のレア芋虫から取れるぶつを要求通り2つとよけいに1つストレージから出した。
「やっぱり頼み事はお兄ちゃんに限るね。ありがと〜。じゃ、私創るから見ないでね〜またあとで〜」
エリは弾んだ声でスキップしながら部屋に入っていった
「めっちゃ明るいなエリの奴。久しぶりだぞ、あいつのあんなに弾んだ声聞いたの」
「なんか意気込んでましたよ。みんなの役に立つ物を創るんだって。しかも、今回は期待していいんだそうですよ」
同い年のモミジが説明してくれたが
「どうせまた、この前みたいに戦闘では役に立たないものなんでしょ?」
マリが期待をぶち壊す発言をした
「いや、この前のは結構使いどころはあると思うぞ」
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