2部分:第二章
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つそこに転がっていたのであった。
二人はそれを見て首を傾げた。村で死んだ人間は村の墓に埋められるからだ。それはこの野原とは正反対の方角だ。こんな場所にしゃれこうべが転がっている筈がないのだ。
だからこそ首を傾げさせてしまい。そのうえで言うのだった。
「なしてこんなところに?」
「さあ」
おゆりも夫の言葉に首を捻るばかりであった。
「なしてだろうね。これは」
「とりあえずどうすっだ?」
唐兵衛はそのしゃれこうべを見下ろしながら女房に問うた。
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