第四十話 大阪の華その十
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「たこ焼きもね」
「噂通りだな、ただ広島風のお好み焼きもあったけれど」
お好み焼き屋のメニューにだ、薊はメニューをチェックしている時にそのこともしっかりと見ていたのである。
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