第一部 学園都市篇
第4章 “妹達”
1.August・Night:『Memory...Denied』
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じゃ?」
「そうですね……じゃあ、喫茶店に超戻りましょうか」
「そうね、結局賛成な訳よ……ってか、今まで何処に居たのよ、織田?」
現れたのは、真紅の彼岸花柄に染め抜いた黒い和装に身を包む娘“悪心影”────否、織田 市媛。
失神している嚆矢から長谷部を抜き取り、足下に蠢くショゴスに納めて。
「何を言う、ずっと居ったであろうに」
「そうだっけ……そんな気もするような」
「今は超どうでも良いです。それよりこの男、ヤバイくらい体温が超低くなってますから……急ぎます」
「ふむ、確かにのう。では、急ぐぞ」
その唐突な出現に抱いた違和感も、彼女の言霊により霧散する。だが、今はそんな場合ではないと言う頭がある為か。
フレンダも気を取り直し、来た道を振り返って。そうして三人の少女は、揃って復路に着いたのだった。
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