1部分:第一章
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で食うといい」
「それでいいのか」
「わしの食うものはここにある」
すぐにだ。さとりはだ。
自分の毛と毛のからだ。あけびを出してきた。栗や柿もある。
そうしたものを出して食べながらだ。また吉兵衛に話すのだた。
「たんとある。だから気にするな」
「そうなのか」
「そうじゃ。とにかくわしは肉は食わん」
(ではじゃ)
吉兵衛は今度はこう思った。
(わしも食わんのか)
「ははは、人を食うというのか」
また言って来たさとりだった。
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