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魔法少女リリカルなのは ~Emperor of the WGOD~
魔法の力
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てもらい、翌日みんなでフェレットを迎えに行くこととなった。フェレットはなのはに興味を持ったらしく手当の途中、少し起き上がりなのはの指を舌でなめたりしたが、まだ具合が悪いらしく、すぐ横になってしまった。院長先生の話では、すぐによくなるだろうとのことだ。




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そういうわけで、俺たちはそれぞれの家路につくこととなった。
家に帰ってる途中、ポケットの携帯電話が鳴り響く。番号を見ると見知った番号だったのですぐに出た。

「もしもし、トモですよ。」
『あっやっほー、久しぶりぃ。元気にしとった〜?』
「久しぶりって...一昨日くらいに電話したじゃないか。もうボケてきちゃった?」
『なぁ!?ボケとらんて!!相変わらずともは失礼やな〜。わたしはともと同い年なんよ?わたしがボケたらともだってボケてなきゃおかしい。』
「残念ながらボケてないですよ〜。で、今日はどうしたの?」
『あ、そうやった。あんね、最近わたしのおじさんの親戚がうちで一緒に住んでくれててな。ともは毎月数回こっち来ていろいろ手伝ってくれるやんか。だから今月からは無理して来んでもええよ〜って伝えたくてな。』
「へぇ、そうなの?よかったじゃないか。じゃあ今度は手伝いじゃなくて普通に遊びに行ってもいい?」
『来てくれるん!?嬉しいわぁ、皆にもとものこと紹介したいから楽しみにしといて!』
「わかった、それじゃあまたね。」
『うん、また来てな〜。』


ピッと従兄弟からの電話を切る。しばらく元気がなかったから心配だったが親戚が来た影響だろうか電話越しの声はいつもより元気そうでとても安心した。しかし、親戚がいたなんて知らなかったなぁ。近いうちに会いに行くとしよう。


そうして家にたどり着いた俺はじいちゃんに稽古をつけてもらいちょっとあとに帰ってきた兄貴に鍛えてもらい(手加減抜きでコテンパンにされ)、いつも通り稽古後のお風呂に入ろうとしていたら


「とも〜、ちょっとそこまで行って手紙を出してきてくれないか?」
「うぇぇ!?今から?」
「うん、まあクールダウンとおもってひとっ走り頼むよ」


父さんが手紙を渡してくる。うちの場合ちょっとそこまで手紙を出しに行くというのは間違っている。正確にはちょっと町までが正しい。家が山の上にあるものだからおつかいに行くというのは割とつらかったりする。郵便屋さんに今度山のふもとでいいからポストを建ててもらえるよう頼んでみなくてはと毎回思う俺であった。




すでに真っ暗になった道を走り、町のはずれについた俺は父さんから頼まれた手紙をポストに入れてさっさと帰ろう
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