暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
夏休みのウサギさん
愛・妹・美・mine
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
みつく初音。発展途上の胸がサンドしてくるのはお兄ちゃんとして嬉しい。だが、親の仇を見るような目で睨みつけてくるかなでがいなければの話だ。
「色々と話を聞きましたが、それなら私が勉強を教えてあげます。だから妹さんと言えども音無さんから離れてください」
「やだよ〜だ。んべぇ〜」
舌を出し挑発する初音。かなでの握られた拳がプルプルと震えてテーブルが揺れる。
「ふっ、ふふふ、上等です。妹さんがその気なら私にだって考えがあります」
「な、何をするつもりなんですか?」
かなでは小柄なリュックから医学の専門書を取り出し。
「私も音無さんに勉強教えてもらいます!」
かなでのチッパイが俺の腕をサンドする。デジャブだなと思いつつお互いに睨み合う二人を見ると、またしてもインターホンが鳴る。
良いタイミングでの救世主に感謝しつつドアを開けると。
「よっ!音無遊びに来たぜ」
「よっ!音無先輩遊びに来てやりました」
「Yo!音なっちゃん遊びに訪れました」
ますますこの状況を混沌という名のカオスにする化学物質がやってきた。
「この子音無先輩の妹さんなんですか!?」
「将来有望そうだな」
「そんな場合じゃないですよ!日向さんユイちゃん。私の勉強タイムが盗られているんです」
抗議しているかなでをあやしながら二人は初音を興味深く見ている。
「ハァハァ、初音ちゃん飴ちゃんあげるから一緒に遊ばない?」
右手から放たれるスマッシュをTKに浴びさせ黙らせる。
質問攻めを受けている初音は楽しそうでお兄ちゃんとしては嬉しいぞ。そんな気持ちに更けているとケータイが鳴る。
『もしもし』
『もしもし直井です。義妹さんがいると聞いてこれから会いに行きます』
へっ?
ましてもケータイが鳴る
『もしもし僕直井です。今、国会議事堂にいます』
その一言だけを言われ電話が切れる。
またまた電話が鳴る
『もしもし僕直井です。今、国会議事堂前にいます』
こわっ!何こいつ!夏だからか!?直井 in summerver.か!?
三回目の着信。
『もしもし僕直井です、今』
「音無さんの後ろにいます」
「うぎゃぁぁぁああ!!!!」
段階飛ばしすぎたろ!国会議事堂から一瞬にして俺の真後ろとかメリーさんもできないことをするとか。
「愛は不可能を可能にする!義妹さんを見れたので僕は帰ります!では!」
恐怖だけを残し直井は窓からヘリコプターから垂れ下がっている梯子に飛び乗り帰っていった。
「何をしたかったんだ?あいつは」
考える時間も与えてくれず四度目のインターホンが鳴る。
「今度はどなたですか?」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ