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Angel Beats! the after story
夏休みのウサギさん
愛・妹・美・mine
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電流が流れたように全身をビクつかせ、すぐさまテーブルに正座。
「な、なな、何もしてないよ」
「そうか、何もしてないのか。で?何をしてたんだ」
「エッチな本を探して……あっ。今のなし!ノーカン」
理由はどうであれ、可愛いなぁぁ。
まぁ!お兄ちゃんのエッチな本は天井裏に隠してあるからバレません。
「今年受験だろ?遊びに来たにしてもタイミングというものがあるぞ」
「うん。だからお兄ちゃんに勉強を教えてもらうために来ました」
荷物から五教科の参考書扇子みたいに広げ満面の笑みを浮かべている。
これは、また大変な夏になりそうなんだが……。
「それと……私、鳳明学園に入学したいから!」
「ん?ごめんお兄ちゃんちょっと聞き間違いしたと思うんだけど。今、鳳明学園って言ったかな?」
「言ったよ。お父さん、お母さんの了承も得てます!えっへん!」
発展途上中の胸を張ってドヤ顔をしていることは良いとしよう。それにしても、あの親は何を考えているんだマジで。
「それって、ここに住むってことか?」
「うん!生活費とかなんやらは全部振り込んどくからって言ってたよ」
もう受かってること前提で話が進んでいるがどうしたもんか。
「いいか初音。二人で暮らすということはだな、とっても大変なんだぞ。掃除に洗濯などの家事全般をしてもらうんだ。勉強と両立も難しいぞ」
「大丈夫、家庭科の成績五だから。それにお兄ちゃんさえ良かったら夜の方も……」
ポッと赤くなり、またしても初音√が進んでしまった。
「言いたいことは山程あるんだが、まずはどこでそんなピンク色の知識を付けてきた?」
お兄ちゃんとして妹に余計な知識を教える不届き者には天誅を与えなければならない。
「えっと、友達と喋ってると自然と。」
女子中学生というのはそこまでピンクになっているのか。
いらない知識を得た時にインターホンが鳴る。
胸騒ぎがしつつドアを開けると、雪のような髪に白い肌まさしく天使がいた。
「遊びにきちゃいました。てへっ」
抱きしめたいんだが、タイミングが悪い。
「あれ?私以外に誰かいるんですか?」
かなでの観察力の高さを舐めていた。まさか、玄関の靴をすぐに気がつくとは隠す時間すらなかったぜ。
「えっ〜とだな。これは「お兄ちゃん誰だったの?」
「えっ?」
「ん?」
「おう……」
とりあえず、かなでも入れたはいいが初音とも睨み合いが続いている。
「あなたはお兄ちゃんの何?」
「私は音無さんのとも……友達です」
我が家なのに居心地が悪いという珍しい状況を味わう余裕もなくあたふたしてしまう。
「早速お兄ちゃん勉強教えて」
腕に絡
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