17戦いの序章なの!
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とんでもないです!兄さんには変換資質もありませんし、色々盗ませてもらってます。」
生意気な事を言うとも思ったが、実際既に見たものを試合で扱って見せるところまできている。
私とてニアSの空戦魔導師だ、その私を相手にああも扱って見せるのだから驚くほかあるまい。
「今更だが、休んでもおけ」
「はいっ!」
元気のいい返事を背に訓練室を後にすると、表にテスタロッサが待っていた。
テスタロッサとアースラの通路を歩きながら現状を話していると緊急のアラームが鳴り響く。
◇ヤマト
俺達六課前衛メンバーは作戦会議室に集まっていた。
俺やなのはさんは歯噛みしながら全域に流されている映像を見つめる俺達を嘲笑うかのように、スカリエッティが語りに入った。
『さぁ…いよいよ復活の時だ。私のスポンサー諸氏、そしてこんな世界を作り出した管理局の諸君、偽善の平和を謳う聖王教会の諸君も…見えるかい?これこそが、君達が忌諱しながらも求めていた絶対の力。』
大地が揺れて裂けて行く中、眠りから覚めるように一隻の船が空に浮かぶ。
『旧暦の時代…一度は世界を席捲し、そして破壊した。古代ベルカの悪夢の英知。』
浮かび上がった船は、何処か神聖さを感じさせるような彩と、圧倒的な強大さを感じさせるものだった。
あれが…聖地より帰った船…か。
『見えるかい?待ち望んだ主を得て、古代の技術と英知の結晶は、今その力を発揮する。』
『ママ…パパ…』
「「ッ……」」
無理矢理中枢として扱われているらしいヴィヴィオの姿が映し出され、ヴィヴィオはママ、パパと呟きながら苦しんでいた。
なのはさんもキツい筈だ。
映像が変わりスカリエッティではない男がモニターに映る。その男は俺がよく知る男だ
『これを見ているかい?時神ヤマト……いや、更識ヤマト!』
頭に黄色いバンダナを巻きメガネをかけている男……
『私を見つけたいならゆりかごまで来ることだな!』
映像が途切れる
「あの屑野郎がぁ!」
俺は大きな声で怒鳴る。周りに皆がいるのを忘れて
「ヤマト落ち着け」
「ヤマト落ち着いてね?」
ヴィータ副隊長とフェイトさんに注意され、冷静になる
「ヤマトも落ち着いたことやし、これから役割を言うで?」
八神部隊長が今回の役割を話す。
スバルにティアナ、エリオにキャロは市街地を進行中の戦闘機人の相手、フェイトさん、白音はスカリエッティのアジトへ、シグナム副隊長、リイン曹長は地上本部防衛の時にヴィータ副隊長とやりあったゼストとアギトと言う騎士とユニゾンデバイスの相手、そして、俺になのはさん、ヴィータ副隊長に八神部隊長はゆりかごに向かうことになった。
「質問はあるか?」
俺はス
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