16戦いの後なの
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
◇ヤマト
地上本部防衛と六課襲撃事件の翌日俺は聖王病院に来ていた。
理由はもちろん地上本部防衛と六課襲撃事件での六課メンバーが入院しているからだ。
今日は二つの目的できている
一つは地上本部防衛、六課襲撃で怪我を負ったヴァイスさんにザフィーラ、ヴィータ副隊長、シャマル先生にエリオ、スバルにギンガさんに『フェニックスの涙』を届ける為で二つ目は六課隊舎に居たくないからだ。
スバルとエリオのいる病室に入るとティアナとキャロがいた
「ヤマト……」
「お兄ちゃん……」
「兄さん……」
どうしてここにいるのかと思っているのと俺の精神面の心配をしているのだろう
「スバルはまだ、起きていないみたいだね」
「うん……」
「はい……」
スバルはあの時の戦闘で重傷を負って意識不明の重体なのだ、それは、ギンガさんも同じだ。
エリオは六課隊舎に戻った際に戦闘機人と交戦し軽傷ですんだ
あの後、戦闘機人は確保されたが輸送中に他の戦闘機人に襲撃にあい逃走された。
「ヤマトは大丈夫なの?」
「お兄ちゃんは大丈夫?」
「兄さんは大丈夫ですか?」
精神面の方の心配なのはわかるがここで、本当のことは言えないな
「俺は大丈夫だよ」
そう言ったがキャロだけは俺の嘘に気づいていた
「エリオ君、食堂いこ?」
「う、うん」
そう言って二人が部屋から出て行く
「二人ともどうしたのよ」
「多分、俺の心配したんだろうな、ヴィヴィオとあんまり年が離れてないから……」
俺に気を遣って二人ともこの場を離れたんだろうな
「そうね、ヤマトの嘘をキャロが見抜いたのよ」
あれ?もしかして嘘がばれていた?
「あたしも気づいていたわよ?」
あちゃーやっぱりばれていたか
「あたしは……「う〜ん」す、スバル!?」
ティアナが何かをいようとしたらスバルが目を覚ましたのだ
「ティア…ヤマト…?」
「心配かけ過ぎだ、バカ」
軽く怒った俺
「ごめん、ギン姉が血まみれで……あたし、分けが分からなくなって…」
まあ、そうだろうな。
姉が仲間が血まみれだったらワケが分からなくなるのはよくわかる
「安心しろ、ギンガさんは俺が助けた、まだ、意識は戻らないがな」
「ありがとうヤマト」
「気にするな、仲間を助けるのは当たり前だ」
まあ、俺の『周りは全て俺が守る』が守れなかったけどな
「俺は用があるから戻るけどこれ飲んでおけよ」
俺はスバルにフェニックスの涙を渡す
「これは?」
「それは、フェニックスの涙って言って、どんなに深い傷でも治せる薬だ。大量生産が難しいから主力メンバーにしか配れていないがな」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ