14公開意見陳述会なの!前編
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って何の得がある?)」
そう、聞く。
そう、ただ披露したいだけなら表舞台でもいくらでもできる。
それをスカリエッティはなんの目的で襲おうとしているのかあたしにはまだ分かっていない。
『(兵器開発者なら、自分の兵器の威力証明、かな?)』
『(私もそうだと思う)』
『(管理局の本部を壊滅させられるような兵器や戦力を用意できるって証明できれば、欲しがる人はいくらでもいるだろうし…)』
ついさっきあたしが考えたことと同じことをなのはは言った。
「(でもよ…威力証明なら、他でもいくらでも出来る場所がある。リスクが高すぎるだろ…?)」
『(だよね……)』
なのはの声に不安の感情が混じっている。
それだけ、なのはも緊張しているっていうことか。
「(やっぱり、どうにもわからねーな)」
『(そうだね。でも、まぁあんまり深く考えてもしょうがないよ。
信頼できる上司が命令をくれる。私達はその通りに動こう!)』
「(だな)」
そこで話はそれで幕引きとなった。
◇
それから会議が始まってから四時間が経過した。
もう夕暮れもさしてきて空が赤く染まっている。
夜も近い。
ティアナが腕時計を確認しながらも、
「開始から四時間ちょっと、か…。中の方もそろそろ終わりね」
「最後まで気を抜かずにしっかりやろう!」
「「はい!」」
「キュクルー!」
スバルが元気な声を上げながら言い、エリオとキャロが元気よく「はい!」と答え、フリードも一緒になって鳴く。
しかし、いつも六人セットで一緒にいるのに、今はヤマトと小猫の姿が見えねーな?
リインも気づいたのかフォワード連中に「ヤマトと小猫はどこに?」と尋ねる。
「二人でしたらあそこです」
スバルが空を指差す。指差す方に二人の姿があった
「あいつらなにやってんだ?」
「よく分かりませんが、周辺探査だそうです」
まあ、警備してるならいいな
◇ヤマト
「……きたな…」
「……はい」
俺と白音は仙術で本部から約50キロ圏内の探索をしていた
「(ライトニング5からスターズ、ライトニングへ。
50キロ圏内でガジェット及びアラガミ、戦闘機人を確認、ガジェット1型3型複数と戦闘機人六名、そして、中型アラガミ複数です!)」
ここで、中型アラガミを出して来やがった。
『(ヤマトよくやったぞ!指揮は任せる!)』
指揮を任されたな、めんどくさい
「(了解!スバル、ティアナ、エリオ、キャロ、ギンガさんで隊長陣に合流してこの場は俺と白音、ヴィータ副隊長、リイン曹長で抑える!)」
『(はい!)』
『(わかった)』
『(わかったです〜)』
みんな
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