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片目の老人
2部分:第二章
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彼等よりも多い。倍はいた。その彼等がシグナルの部族に問うのであった。
「いいのか?数は我等の方が多いのだぞ」
「逃げないのか?」
「逃げれば命だけは助けてやる」
「多くのものを奪うことはしない」
「それでも戦うというのか」
「そうだ」 
 部族の長がだ。彼等に返すのだった。長は部族の先頭に出てだ。そのうえで彼等に答えたのだ。

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