楽屋裏U
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大輔さん。なのはさんのバージンロードを導いて歩くのは大輔さんの役目だよ?』
大輔『は、はあ!?バージンロードは普通、花嫁の父親が…って、士郎さんいなかったな。ついでに恭也も』
ちなみに親馬鹿、シスコンの二人はなのはがユーノの妻になるのに耐え切れず自宅の隅っこで三角座り中であった。
はやて『ちゃーーんとユーノ君に引き渡すんやで大輔さん♪』
大輔『俺はなのはの父親かよ…まあいいか……』
なのは『大輔さん。よろしくお願いします』
大輔『ああ…』
大輔はなのはに腕を差し出す。
行進曲が流れ出す。
皆が見守る中、歩きにくいなのはの足取りに合わせて、大輔は絨毯の先にいる仲間でもあり、後輩でもあり、弟子でもあるユーノに向かって1歩ずつ歩みを進める。
途中で足を止めて、思いを込めて妹分と弟子とを見比べる。
大輔『ユーノ、なのはを幸せにしろよ?』
ユーノ『はい、勿論です大輔さん』
大輔から見てもユーノは立派になったと思う。
初めて会った時は頼りなさそうな子供だったのに。
それがすっかり大人の男だ。
ユーノも一人前に一人の女性を愛し、守ろうとしている。
ユーノならなのはを任せられる。
自信を持って大輔はそう思った。
カリム『汝、ユーノ・スクライアはこの女。高町なのはを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかな時も共に歩み、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを神聖な婚姻の名の元に、誓いますか?』
カリムが婚姻の誓いをユーノに問う。
ユーノ『誓います』
ユーノは静かに、そして力強く答える。
ユーノの誓いの言葉を聞いたカリムは頷く。
カリム『汝、高町なのははこの男。ユーノ・スクライアを夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかな時も共に歩み、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを神聖な婚姻の名の元に、誓いますか?』
ユーノと同じように、婚姻の誓いをカリムがなのはに問う。
なのは『誓います』
なのはも静かに答える。
スバル『なのはさん綺麗だねルカさん』
ルカ『ええ。君達と結婚した時を思い出しますよ』
ティアナ『そうね…』
カリム『では、誓いの口づけを……』
ユーノがなのはの顔を覆っているウェディングベールをゆっくり丁寧に持ち上げる。
過去なのは『(え?え?誓いの口づけってキスだよね!!?は、恥ずかしいよ〜!!)』
恥ずかしさのあまり悶絶するなのはに構わず、式は進んでいく。
なのは『ユーノ君……』
ユー
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