暁 〜小説投稿サイト〜
光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
その魔法、ニルヴァーナ。
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ァーナ…」




「六魔将軍に先を越されたか!?」



俺も叫んだ。だとしたらやべーな。




「あの光…ジェラールがいる!!!!」



と、ナツ。まさか、ジェラールの狙いもニルヴァーナだったのか!



「ジェラール!?」



「ナツ、ジェラールってどういう事!?」



ナツはルーシィの質問に答えず、まっしぐらに光の方へ走っていった。



「私の……私のせいだ………」



「会わせるわけには行かねえんだ!エルザには!!!!あいつは俺が潰す!」



と叫びながら走って行ってしまった。



「ナツ君を追うんだ!」


「でもナツ、さっきジェラールって………」



「あ!」



「どうしたシャルル。」




「エルザがいない!!」




「は!?」



いつの間にか居なくなってる!周り見てもいねえしどんな速さですっ飛んでったんだよ。



「あ、あぁ……」



「なんなのよあの女!ウェンディに礼の一言も無しに!」



問題はそこじゃねえ、と言おうとしたが思い留まる。



「エルザ、ジェラールって名前聞いて…」



先ほどから頻繁にエルザとジェラールの話が出てくる。あの二人に一体何が?



「どうしよう、私のせいだ…私がジェラール治したせいで……ニルヴァーナ見つかっちゃって…エルザさんや…ナツさんも……」



なんかとてつもなく嫌な予感がする。ウェンディが危ない。そんな気が。


「いいか、ウェンディ、おまえのせいじゃ…」




ドンッ!!!!



いきなり、ヒビキによってウェンディが吹っ飛ばされた。




「あんた!いきなりなにすんのよ!!」



と、シャルル。俺の中の怒りのボルテージも一気にマックスに上がる。



「どういう事だ。返答次第じゃてめえの喉笛掻っ切るぞ!!」



俺はヒビキの首元を左手で掴み、右手に魔力でナイフを形成して喉元に突きつけた。殺気を撒き散らす。すぐそこでシャルルとルーシィの小さい悲鳴がきこえた。



「走りながら説明する。とにかくナツ君を追おう。」



俺はゆっくりとヒビキの首元から手を離し、


「納得できるような説明をしてくれるんだろうな。」



「こうなってしまった以上、話すしかないからね。」




「わかった。」



そう言って俺はウェンディを背負う。大丈夫かな。気絶しちまってるよ。



「よいせっと…」


そうして、先に走り出していたヒビキ達におい
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