六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
その魔法、ニルヴァーナ。
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ルル〜」
と、ハッピー。ははぁん、さてはシャルルに惚れたか?こいつ。頑張ってくれたまえ。
「一回だけよ!」
とハイタッチ。
「愛想がないなぁ、もうちょっとフレンドリーに行こうぜ。」
と、シャルルに声をかける。
「うるさいわね、余計なお世話よ。」
相変わらずのツンツンっぷり。たまにはデレろってんだ。
「ほれ、ハイタッチだ。」
「しょうがないわね。」
と、ハイタッチをする。そのまま俺はウェンディの方へ向きなおり、
「お疲れ様。よくやったな、ウェンディ。」
頭を撫でてやると、嬉しそうな顔をしながら
「うん…」
と返事をした。
「ウェンディ!ハイタッチだ!」
ナツがウェンディに手を差し出しハイタッチをした。
「フーガも、色々助けてくれてありがとな!」
俺の方にも手を出してきた。
「お互い様だ。こっちこそウェンディを助けてくれてありがとう。」
少し勢いをつけてナツの手を叩く。
「しばらくは目を覚まさないかもですけど、もう大丈夫です!」
と、ウェンディ。
「すごいね…本当に顔色が良くなってる。これが天空魔法…」
エルザに顔を近づけるヒビキ。おい、ちけーよ。キスでもかますつもりか。
「いいこと?これ以上ウェンディに天空魔法を使わせないでちょうだい。」
シャルルが大きめの声でみんなに言った。魔力の消費が激しいからな。これ。
「見ての通り、この魔法は魔力の消費量が多いんだ。」
俺も補足で説明する。確かにウェンディの魔力量は同年代の中じゃ突出してる。だが大人と比べると少ない事は少ない。俺みたいに魔力を無限に生み出す機関があるわけでもないしな。
「わ、私のことはいいの……それより…」
ウェンディが何か言いかけるが言葉を濁してしまう。ジェラールの事かな、多分。
「後はエルザさんが目覚めたら反撃の時だね。」
「打倒六魔将軍!!」
「ニルヴァーナは渡さねえぞ!」
などと各々が気合を入れたその時、
カッッ!!!!
突如、樹海の奥から黒い光の柱が天に向かって現れた。ありゃあもしかしなくてもニルヴァーナか。感知の能力はねえが、ありゃあヤバい。肌にべったりと張り付くような、嫌な魔力が出てやがる。
「黒い光!?」
「あれは…」
「ニルヴ
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