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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
漆原家ガサ入れ×静乃奪還作戦
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不意に執事の立村さんがやってきたのだ。脳裏によぎったのは、諸葉達の顔が浮かんだのだった。

「灰村君かなあ。鼻の利く奴だ。しつこい男だ。丁重に引き取ってもらえ」

兄の命令に反射的に口を挟もうとしたが、何も言えずに押し黙る。警察らがやっと漆原家の闇を取っ払う為に来てくれたのだと、留学するという決意は偽りであり、諸葉の作戦通りとなった。一方俺は玄関で、執事の立村さんが来て引き取るようにとの事だったので、漆原家当主で祖父関係者の者が蒼い翼警察部の捜査官だったので、部下を中に入れてから、俺と漆原捜査官はゼロの手に乗り、カウント3で窓ぶっ壊しで一気に作戦を進める。

「ごめんくださーい」

俺の声と共に窓があった場所が破壊されてから、大きな手の上に乗っていたのは諸葉と知らない人が乗っていた。

「き、貴様・・・・っ。何を考えている!?それは器物破損に不法侵入だぞ、灰村!」

「その前に突入だ!」

そう言った後に凡人理事長がいた部屋に何人かの捜査員が入ってきたので、理事長が怒鳴りつけるのを無効化したかのようにして捜査員が次々と入ってくる。そんで俺らが浮かんでいるのではなく、大きな手の上に乗っていると初めて気付く。

「漆原賢典だな、たった今からこの家を捜索差押状というガサ入れを決行させてもらった。漆原当主にも既に許可をもらっているが、俺の顔を忘れたとは言わせないぞ?」

「き、貴様は漆原家を反旗し、幽閉された者。なのにどうしてここにいる!?」

「それについては俺が言おうか、漆原家の闇を徹底的に取っ払うためにな。もう証拠も出揃っているし、静乃の留学については白紙とさせてもらうよ?エドワード」

漆原家周辺には大量の捜査官とサツキにマヤが、こちらを見ていた。俺は部屋に入った後に、あとは蒼い翼警察部に任せて俺はエドワードがいる付近に来た。ゼロを車に変形させてから、サツキとマヤは先に乗る。沙紀も乗っていた。

『これは何の冗談なのかな?』

「『冗談で警察を動かした訳じゃないさ、エドワードと理事長が話していた密談や最近の出来事で証拠も集まったから今日がガサ入れだったのさ。それと日本支部からの伝達として、留学する辞令を白紙にさせてもらった。静乃はただの学生であり、アンタらが思っている程優秀ではない。静乃を連れて帰ったら、イギリス本部長は人を見る眼がないと陰口叩かれるぜ?』」

『しかしボクにはボクの考えがあって、シズノが優秀だと見ているのだけど、ね』

「『言ったろ?証拠も集まったからガサに来た事をな、余り俺を怒らせると白騎士機関を潰してもいいんだぜ?ランクSSSである三人目の神皇帝に敵うと思っているのか?』」

「灰村!貴様は自分がランクSSSだと『口を慎め、凡人理事長さん。アンタを一時的に理事職を解
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