ゼロの自
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多くの自分の中ですみっこで泣いている自分がいた
何故だかその自分だけまともな気がする
ふと考えていると、塔内で爆発がして大きく揺れる
その塔は跡形もなく崩れた
双翅の柱が靡くように時間をつげる ああ…俺は死んだんだなって…
誰かが助けてくれるよ…
御剣はその声を追うように姿を消したのだった
僕の名前はゼロ パークティ 君の名前は?
御剣…御剣鏡…
二人は惹かれるように互いを呼び合った
ゼロ『僕は、この研究所で君のクローンとして生まれ、そのままの短い年月を経て君とであった
僕のクローン達もどんどん頭がおかしくなり、まともなのは僕だけだから僕は君を助けた たすけたかった』
御剣『俺は生きている そうか…君が俺を救ってくれたんだんだな』
ゼロ『君は僕そのものだから…君に僕の命と運命を捧げるよ
ゼロ『僕はゼロ番目にこの研究所で生まれたから、ゼロパークティ この名前は君に受け継いでほしいんだ
好きな名前だから、なにより僕は…ぐふっ』
御剣『わかった、わかったから…よせ』
ゼロ『ありがとう…君に月のご加護を』
そう言って息を引き取った
そして俺はゼロ パークティを名乗ったのだった
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