オレサマオマエラマルカジリ
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ト。結局、全員分のシーツをはがして選択することにしたがここでも問題が発生した。
「洗濯機がないってどういうことだよぉぉぉおおぉ!」
原始時代じゃねえんだぞ!文明の利器はどこいったんだよ。
「洗濯物は基本的に週一でハウスキーパーの人に頼んでるからね」
今度じじいにいってそのクソみたいなハウスキーパー解雇してもらおう。
「時間がないから魔法使うしかないな」
お、これって制御の訓練になりそう。
「洗剤ってある?」
「一応あるよ」
ジークから洗剤を受け取り準備に取り掛かる。
「シーツをひとまとめにして、よいしょっと」
シーツをボールのようにひとまとめにして空中に投げた。
「ウォータ」
水でシーツを包んだ。そのまま空中で制止させた。
「なかなか堪えるな。洗剤をいれて回転!」
洗濯機の中をイメージして右回り、左回りと水球を回転させ、汚れが浮いてきたら、新しくウォータで水を新しくした。そういった行程を繰り返し綺麗に洗った。
「おお!」
デュリオが驚嘆した声をあげた。
「最後は乾燥だけだな。エアロ!」
風を調節して、シーツを空中で躍らせる。5分くらいしたところで乾いたみたいなのでそれぞれの手元に風を使って運んだ。今思ったけど、これ攻撃魔法だけど使い方さえ考えればいろんなことに使えるな。それに、魔力増えてる?そこそこ長い時間使えるし。ま、いっか
「これで、ぐっすり眠れるな」
「ありがとね。フリードちん」
「ういうい。じゃあ寝ようぜ」
俺たちはそれぞれの寝室に戻り、綺麗に洗ったシーツを敷き眠りについた。
あれ?今日の俺、完全に母親っぽかったぞ。いつか、あいつらにお母さんとか言われそう(小並感)
まさか…ね…
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