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オッス!オラ、フリード!いっちょ踏み台すっぞ!!
オレサマオマエラマルカジリ
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「出来たばかりだからな。君のほかには2人しかいない」

「ほうほう」

「ついてきなさい」

爺さんが施設の中に入っていく後についていった。しばらく歩いていると、ある部屋の前で止まった。

「私が合図をしたら、入りなさい」

「へ〜い」

さてと、第一印象が大事ということでいっちょ派手に決めますか。お、ちょうど呼ばれたかな?ぶっこんでいくとしましょうかねぇ。



◆◇◆◇◆


「デュリオ聞いたかい。今日先生が新しい子を連れてくるらしいね」

俺の隣にいた白髪の男の子が話しかけてきた。

「らしいね。ジーク。どんな子かねぇ」

俺とジークは、ストラーダ先生にここの戦士育成機関に連れてこられて日は浅い。だけど、なかなか充実した日々を送れていた。ここには、俺とジークしかいなかったので新しい子が来るのはとてもうれしい。

俺たちがここに連れてこられたのは、他の人たちにはない得意なものを持っていたからだ。ジークの場合は、魔剣を使用する素質があった。現に今も何本か所有している。で、俺の場合は神器を所有していることだった。しかも神滅具の煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)だった。天候を操りいかなる自然属性をも支配する力。この力が発言した時は正直こわかった。だけど、先生に出会って少しずつ使えるようになってからは頼もしい相棒のように感じていた。

そんなことを考えていると、先生が部屋に入ってきた。

「おはよう、二人とも」

「「おはようございます」」

「今日は君たちに新しい仲間を紹介しよう。フリード、入りなさい」

先生の合図を受けて、扉が開き人が入ってきた。だけど、なぜか頭に鹿の被り物をしている。すこし、頭の処理が追いつかなかった。そして、彼は教壇の前まで来て言った。

「オレサマオマエラマルカジリ。コンゴトモヨロシク」

ジークの方を見ると完全に思考が止まっているようだった。俺自身も、思考は止まっていたけど、一つ分かったことは面白い子が来たということだ。



◆◇◆◇◆



げ、解せぬ。渾身のギャグに対してなんの反応もないだと!?前世の学校でやったら大うけだったのに。

「フリード、その被り物はとりなさい」

じいさんに至っては注意だけだと!?

「仕方ないな、取るわ」

俺は、馬の被り物を取り去った。ふっ、甘いな。俺が1段で終わると思っていたのか?鹿の被り物はとったよ、鹿の被り物はね。

「改めて自己紹介します。私、日本から来ました。奈良の●仏です。」

鹿がダメなら●仏じゃあ!見たか奈良県民の皆さん。笑うところですよ!

「「」」

はい、すべった!二回もすべったよ!元関西人としてこれはつらい。宴会で張り切りすぎて場を白け
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