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オッス!オラ、フリード!いっちょ踏み台すっぞ!!
オレサマオマエラマルカジリ
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俺は、ヴァチカンへと向かう飛行機の中で眠っていた。眠っていたんだけど、目を覚ますと俺が転生した場所にいた。

「俺が寝ている間に、飛行機が落ちて死んだのか?」

短い人生だったぜ(遠い目)

「いや、君は死んだわけではない」

!?この泣く子も黙る、ほれぼれするイケメンボイスは!

「私が君を呼んだのだ」

声のする方向を見て俺は言葉を失った。

「ウォーリア・オブ・ライト…」

蒼い鎧を身に纏ったWoLがいた。アイエエエエ!WoL!?WoLナンデ!?いやマジで、何でいるの!?

「混乱しているところ申し訳ないがいいだろうか?」

「あ、はい」

なんだろうこの状況。理解が追い付かない。

「詳しくはまだ言えないが、君には強くなってもらう必要がある」

「ふんふん」

「そこでだ。毎晩君が寝るときにここへ来てもらい修業をしてもらう。といっても魔法の使い方や戦い方を教えるくらいだが」

すげえ、この人から直々に教われるのか。現実で筋トレとかしつつ、こっちで戦術面とかを鍛えるのか。これが本当の睡眠学習。

「あれ?そういえば、ウォーリアしかいないの?」

「いや、いるにはいるが。まだ、眠っている状態だ。君が成長するとともに彼らも目覚めるだろう」

おお!それはすごい、あの神様どうしようもない奴とか思ってたけど凄いものくれたんだな。あざ〜っす。

「ではまた、夢の中で会おう」



WoLがそう言い終えると同時に俺は目を覚ました。

「んあ、夢?いや、でも体の感触はあったからあれはマジか…」

歴戦の勇者に指導してもらえるなんて本当に幸せ者だよ。

「どうした?」

俺の横にいたじいさんが俺に聞いてきた。

「いや何でもない。そういえば、俺じいさんのことなんて呼べばいいんだ?」

「好きに呼ぶといい。私は気にしない」

「じゃあ、じいさん手呼ぶわ。言いやすいし」

ちょっとスト爺とか言ってみたかったけどさすがにやめた。

「そうか、そろそろヴァチカンに着くぞ」

爺さんが言ったように、窓の外を見るとヴァチカンの街並みが見えていた。大聖堂とかが見えた。ここがエクソシストの総本山か。前世では海外旅行とかしたことあんまなかったし新鮮に見えるな。

俺が感動に浸っていると飛行機が着陸態勢に入った。そして、問題なく飛行機は空港へと降り立った。空港には既に迎えが来ていた。しかも、リムジンで。どっかの大富豪かよ。リムジンなんて乗ったことねえぞ。まあ、そんな心配をしているうちに車はどうやら目的地に着いたらしい。

「学校?」

付いた場所は学校のような施設だった。どこにでもあるような普通の学校。ただ普通と違うのは生徒が誰も見当たらないということだ
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