曖昧な心地よさに満たされて
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、あの幼女趣味男」
「うわ! 桂花も狙われちゃうかも! 胸無いし!」
「誰がまな板ですって!?」
「あはっ、其処まで行ってないし――――」
続きの会話にはもう乱されず、一度だけ相対した男を思い出す。
残酷に効率を求めて命を賭けさせる黒は、何を伝えたいのか。
思考を回すのは明命の本分では無い。
――帰ろう。私達の家に……。
嫌な汗が背中を伝う。異常な戦の終端と、敗者に強いられた結末は彼女にとっても恐怖するモノ。
幸い、動いても見逃すつもりなのか、明は桂花との会話を途切れさせるつもりは無いようだった。
一つの戦が終わっても、次の戦の為に心が休まる時が無い……明命の心はこの時、いいようのない不安に包まれていた。
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