5訓練とホテル任務なの!
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それから食堂に向かう途中ではやてさんとシャーリーさん、リインさんの三人に出会う。
どこかに出かけるようだ。
「あ、みんなお疲れさんや!」
「「「「「はい」」」」」
「はやてとリインは外回り…?」
「はいです。ヴィータちゃん!」
「ちょうナカジマ三佐とお話してくるよ。
スバルはお父さんとお姉ちゃんになにか伝言あるか?」
「あ、いえ…大丈夫です」
「そか」
「それじゃはやてちゃん、リイン、いってらっしゃい」
「ナカジマ三佐とギンガによろしくね」
「うん」
「いってきまーす!」
それでジープを走らせてはやて達は出かけていくのだった。
俺達はそれから食堂へとシャーリーさんと一緒に向かっていった。
◇スバル
訓練終了後に食堂へと向かうあたし達。
食堂ではテーブルの上にあるお皿に山盛りのパスタが乗せられていた。
それを囲んでいるのはあたし達フォワード陣とシャーリーさん。
全員で食事をしながら話はあたしのお父さん達の話題になる。
「…なるほど。スバルさんのお姉さんとお父さんは陸士部隊の方なんですね」
キャロがそう聞いてくる。
「うん。八神部隊長も一時期お父さんの部隊で研修していたんだって」
「そうなんですかぁ…」
「しかしうちの部隊って関係者繋がりが多いですよね。
隊長達も幼なじみ同士なんでしたっけ?」
「そうだよ。なのはさんと八神部隊長は同じ世界出身で、フェイトさんも子供の頃はそっちの世界で暮らしていたんだとか…」
「確か…管理外世界の97番、でしたっけ?」
「そうだよ」
「97番って、あたしのお父さんのご先祖様がいた世界なんだよね」
「そうなんですか?」
「そういえば名前の響きとか似ていますよね。なのはさん達と」
「そっちの世界にはあたしもお父さんも行ったことないし、よく分からないんだけどね」
「そうですか」
「そういえばエリオはどこ出身だっけ…?」
なにげなくあたしはエリオに聞いてみた。
でもちょっと声のトーンが落ちて、
「あ、僕は本局育ちなんです」
「管理局本局…? 住宅エリアってこと?」
「…いえ、本局の特別保護施設育ちなんです」
「あ…」
いけない。聞く内容を間違ったかもしれない。
ティアからも「バカ」と念話が聞こえてきた。
「あの! 気にしないでください! 皆さんには本当に良くしてもらっていましたから。
全然普通に幸せに暮らしていましたんで…。」
(俺と似たようなものか、でも、俺の方がまだ、いい方なのかな)
「物心ついた時からフェイトさんに色々と良くしてもらって魔法も僕が勉強を始めてからは時々教えてもらってて…。
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