4ファーストアラートとアラガミ登場なの!
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よ、キャロ。キャロは僕が必ず守るから」
「エリオ君…」
「だから、自分のできる限りの力を出し切っていこう!
今までのなのはさんの訓練を思い出せばなんでもできるよ。きっと…!」
「うん!」
優しい子だな。私は本当は臆病な子なのに…。
話には聞いていたけどこの子もおそらく私と同じ境遇の子。
だから私の気持ちが分かるのかな?
それに同い年だし。
「そうだよ、キャロ。」
それから場面は進んでいき、
『こちら通信管制! ガジェット反応、空から…! 航空型。その数、100体以上!!』
それに私達はどよめく。
でもフェイトさんもすぐにこちらへとバリアジャケットをまとって来てくれるという。
だからきっと大丈夫…。
「ヴァイス君。私も出るよ。フェイト隊長の二人で空を抑える!」
「うっす。なのはさん、お願いします!」
それでハッチが開き、なのはさんはこちらへと向き、
「それじゃちょっと出てくるね。大丈夫。みんなでズバッとやっつけよう!」
「「「「「はい!」」」」」
「それと、キャロ」
「は、はい!」
なのはさんは私の頬を両手で優しく包みこんでくれて、
「大丈夫だよ。そんなに緊張しなくても…。
離れていても通信で繋がっている。
一人じゃないし…ピンチの時は助け合える。
キャロの魔法はみんなを守ってあげられる。
優しくて強い力なんだから。ね?」
なのはさんは私の不安を的確に見抜いてきてくれた。
やっぱり私達をちゃんと見てくれているんだ。
フェイトさんもきっと…。
そしてなのはさんはヘリから飛び出していき、バリアジャケットをまとって、
「スターズ1! 高町なのは、いきます!」
飛び出していった。
それからリインさんに任務の説明を受ける。
「任務は二つ。
ガジェットを逃走させずに全機破壊! そしてレリックを安全に確保する事!
ですからスターズ分隊は前方から、そしてライトニングは後方からガジェットを破壊しつつ車両前後からレリックへと向かうです」
レリックの居場所も聞き、
「スターズかライトニング、早いほうが先にレリックを確保するですよ」
「「「「「はい!」」」」」
そしてリインさんも姿を制服からジャケット姿に変えて、
「私も現場に下りて管制を担当するですよ!」
リインさんも一緒になってついてきてくれる。だから私は頑張れると思う。
だから頑張ろう!
私の魔法は、力は…傷つけるだけじゃない。
皆さんの助けになれる力なんだって…!
◇
「さぁて、新人ども。隊長さん達が空を抑えてくれている間に安全無事に降下ポイントにご到着だ! 準備はいいかい!?」
ヴァイスが豪快にフォワードメ
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