4ファーストアラートとアラガミ登場なの!
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「ええっと…」
それでキャロは少し迷っている。
「ほら、部隊ごとに保有できる魔導士ランクの総計規模って決まってるじゃない」
「ああ、うん。そうですよね…」
スバルさんが少し乾いた声で答えていた。もしかして忘れていたのかな?
「一つの部隊でたくさんの優秀な魔導師を所有したい場合はそこにうまく収まるように魔力の出力リミッターをかけるですよ〜」
「ま、裏ワザってみたいなものだけどね」
「うちの場合ははやて部隊長が4ランク、隊長たちは2ランクダウンかな。」
「四つ…八神部隊長はSSランクだから…」
「Aランクまで落としているんですか…?」
「はやてちゃんも色々と苦労をしているです」
「それじゃなのはさんは…?」
「私はもともとS+だったから2.5ランクダウンでAA。だからもうすぐみんなの相手もそう簡単にできなくなるかな?」
「隊長さん達ははやてちゃんの。
はやてちゃんは直接の上司のカリムさんか、部隊の監査役でもあるクロノ提督の許可がないとリミッター解除ができないです。
そして許可は滅多なこと以外は出せないそうです」
「そうだったんですか…」
(俺も個人でリミッターつけているけどね、陸戦なら6ランクダウン、空戦なら8ランクダウンかな?)
「隊長達の事は心の片隅くらいにおいといていいよ。
今はみんなのデバイスの話だから」
「新型もみんなの訓練データを基準に調整しているからいきなり使っても違和感はないと思うよ」
「午後の訓練の時に微調整しようか」
「遠隔調整もできるから手間はそんなにかからないと思いますよ」
「ふえー、最近は便利だよね」
「便利です〜!」
なのはさんとリインさんがそう言って驚いている。
「スバルの方は、リボルバーナックルとのシンクロ機能もうまく設定できてるから」
「ほんとですか!?」
「持ち運びが楽になるように、収納と瞬間装着の機能もつけといたよ。
これでいちいち持ち運びしなくて済むよ」
「わぁ〜、ありがとうございます!」
これから一緒に過ごしていく相棒を片手にフォワード陣はやる気を出していた。
でも、そんな時にいきなりアラートがなった。
これって、
「一級警戒態勢!?」
エリオがそう叫ぶ。
タイミングがいいのか悪いのか分からないね。
「グリフィス君!」
『はい。教会本部から出動要請です!』
そこに八神部隊長が画面に映ってきて、
『なのは隊長、フェイト隊長、グリフィス君! こちらはやて!』
「うん! 状況は?」
『教会騎士団の調査部で追っていたレリックらしきものが見つかった。
場所は山岳丘陵地区。対象は山岳リニアレールで移動中
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