大人の事情と祭り(ルパン三世2nd/名探偵コナン/オリキャラ)
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に手を伸ばして見たのだが、ルパンに気付いてはいるが助ける気はないようで「本物じゃねぇだけマシだ」と、他人事にした。
「嫌ならルパンおじさんも喫煙コーナー行けば良いじゃん」
コナンが逃げ道を作ってあげるも、実際に行こうとしたら大声で叫ばれた為、動かずにいる。
煙草を吸いに行く時は何も言わない小学生と高校生だが、逃げようとしたら大声で叫ぶのだ。
どろぼーっと。
事実なのだが、何も盗んだ訳でもないので、反論しては休憩所の禁煙コーナーから動けないでいる。
それを繰り返して大体数十分後に、恋也が姿を現した。
「よう名探偵久しぶりだな」
ルパンが恋也に声をかけようとした途端に後ろにいたキッドが、コナンに声を掛けた。
キッドはコナンに対して結構砕けるのだ。
「ストップストップ! 今日はただの『一般人』だ」
手で来るなと言うようにしてコナンを近づけさせないようにしており、盗みに来た訳ではないのだから一般人で合っている。
用があるのは名探偵ではなく、同業者のルパンなのだから。
世良は世良で色々キッドに言いたい事があるのだが、それはもう大分前に蹴飛ばした事で終りにしておき、コナンとキッドの様子を見ながらも、「ところで何の用なんだ?」と気さくに話しかける。
「あぁ、その事なんだが……」
「ルパンに会いたいんだとよ」
キッドの言葉を無視して恋也が告げた。
フードを被っていないのだが、特に顔バレはしているこのメンツでは顔を隠しても意味が無く、素顔ではないが、怪盗キッドの髪型等にセットはしているものの特に隠したりはしていない。
「ルパンに会いたいなんざ、物好きも居るもんだな」
煙草を吸い終えて禁煙コーナーにやって来た次元が会話を聞いていたのか、ルパンに向かって茶化すもルパンは口角を上げ「それだけ俺様の人気があるってモンよ」などと言いのけた。
「じゃ、その場はお2人に任せるぜ」
次元が腕を軽く上げ、コナンと世良と恋也をつれて休憩所を後にした。
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