大人の事情と祭り(ルパン三世2nd/名探偵コナン/オリキャラ)
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「ルパンの情報を得る為に祭りに来たのだろうか?」と言う疑問を持った。
コナンから次元の事は多少聞いていて、それを口実にしてルパンの情報を得ようとしているのだと考えると、恋也は自分がした事に後悔した。
後悔して顔には出さないようにしつつも下唇を噛む。
あくまで可能性の話なのだが。
どうやらコナンは終了したようで、合計4匹の金魚を水槽に返却した。
次元はというと7匹目で終了した。
「じげーん、もう1回」
1匹も取れなかった事に不満なのかもう一度させてくれとねだるのだが、恋也の「たこ焼き33個」と言うセリフで何事もなかったようにその場から立った。
**
「恋也ちゃんアレやろうぜ!」
今日のルパンはいつにも増し元気だな、と恋也と次元が思う。
恋也の肩に腕を回し、ホレホレと『くじびき』と書かれた看板を指差す。
くじびきぐらい自分1人ですれば良いだろうと思うコナンと次元なのだが、口に出すを面倒なので2人とも黙って見ている。
「1回100円だから、安い方だと思うよ」
世良が値段標を見てルパンと恋也に伝える。
「1回ぐれぇ、良いだろ?」
溜息を吐いて、恋也とルパンはくじびきをすることになった。
「何で……」
「良かったな、コレで毎日悪夢が見れるな! 俺なんてイカだからな」
「イカの方がマシだっつーの!」
くじを引いた結果、ルパンがA賞で恋也がC賞だった。
ルパンが持っているのはどう考えても8本脚の吸盤の付いた、ルパンの苦手な「タコ」だった。
両手に乗るサイズのとても可愛いぬいぐるみだ。
自分の苦手な物のぬいぐるみが当たった事にガックリと肩を落としてるルパンに次元が励まし、コナンと恋也では呆れた表情を浮かべていた。
恋也は何故か「イカ」のぬいぐるみだった。
次元ちゃんあげる、とルパンが次元にタコを渡し、次元も断らずタコを受け取った。
「次、どこ行こうか?」
世良が頭の後ろに手を組んで尋ねる。
誰に、と言う訳でもないが、それぞれ考えて「……俺焼きそば買って来る」と恋也が言い出し、休憩所で待ち合わせになった。
**
恋也が焼きそばを買いにいって数十分が経つ頃、恋也は来た道を戻ってきていたのだが、前触れも無く背中にカチャリと音を立てて、押し当てられた。
「おっと、騒がないで下さい。私は貴方を撃つ気はありません」
本当にキザな奴だ、口には出さずに恋也はそう思った。
恐らく背中に当たっているのは拳銃だろう。
人を殺すことは出来ない、拳銃だろうけれど、脅しぐらいには使えるものだ。
「俺に何の用で?」
「とある同業者
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