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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
イギリス本部長と亜鐘学園理事長との密談
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とは』

『《白騎士機関(オーダー)》にとっては、大事な事なのかもしれない。イギリス本部と各支部・・・・六つの組織は今、奇跡的なバランスで均等を保っている。表面上の小競り合いはともかく、一応は団結して《異端者(メタフィジカル)》討伐の責務を遂行している。それと最近になってドウターという《救世主(セイヴァー)》では倒せない化け物を私設武装組織ソレスタルビーイングが動いているし、街が破壊されても無償で建て直す蒼い翼はとても厄介な組織と巨大グループだ』

『六という数字がよかったのだと、中国の御老人も言っておりますね。それとCB所属の者は、少数部隊で《異端者(メタフィジカル)》で戦えます。我々白騎士機関の定石を覆すかのように・・・・。均衡しているというと、何らかの事件で破綻します』

『七人目のランクSではなく、三人目のランクSSSだと認めるには実力を知らないといけない。過去にも蒼い翼日本本社社長兼CEOである零達也は、頭だけかと思ったが我らランクA以上の者と戦っても敗北し二人目のランクSSS保持者だと認めざる負えなかった。ボクの白騎士機関(オーダー)は組織としては全うしているが、雷帝やPSGの思惑のまま優性人類として旧人類の支配に乗り出すかもしれない命運がある。もう一度神皇帝に挑んでみるボクでも、力さえ見せてくれれば三人目のランクSSS保持者として認めると思うんだ』

エドワードは立ち上がると、テラスを後にする。アンジェラが三歩下がって、恭しく随行する。テーブルに残されたのは、空になったティーカップなのでお茶の時間は終了と同時に盗聴時間も終了という事になった。この事は既にヴェーダに送信した後に、小型偵察機はゼロの指揮の元で漆原家に潜伏をしていた。CBと蒼い翼は、そのまま待機任務となったが動くキーは灰村諸葉となった総司令官兼社長にあったのだった。
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