第1部:絶望の中
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絶望。左を見ても、右を見ても、正しい方向がどちらなのか分からなくて。
希望。輝かしい、眩い光。
僕は、このどちらもいらない。もつことを許されない。
「元」の世界の生き残り、人間の子孫だから。
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