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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
16.アメストリア、轟沈ス
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然現れた。神様のいたずらていう物だろう」
「.......幾つか質問、良いか?」
「幾らでも」
「あの主砲は何センチだ?」
「アレは150cm四連装砲。砲塔620×340、砲身600m一秒毎発。五基だから計二十門だ」
「......それが60門?」
「姉妹合わせたらな」
「そうか...この艦のステータス、情報を」
「機密事項だ。パラオ鎮守府所属の艦娘以外に教える気はない。」
「そうか。考えておこう」
''西南東距離15000kmに二隻です!''
「分かった。リバンデヒ、撃滅しろ」
『分かったわ。一番、二番砲塔起動!仰角合わせて!一式徹甲弾装填。てぇー!」
''西南東から超高速の飛来物!ミサイルです!''
何...?ミサイルなんて持っているはずがない...何故ミサイルが来る?
私達は撃ってない。他の右翼の連中でも無い。レーダーに反応が無い。
「リバンデヒ、回避しろ!」
『きゃあ!?お姉ちゃん...ごめんなさい...私、中破だわ...』
「了解した。カイクル、単縦陣だ!全武装起動!非常戦闘態勢!」
あのアメストリア型戦艦の装甲を持ってしても中破に追い込まれたのだ。厄介な敵だ...
「『ハープーン、一番から千番ハッチ開け!座標入力!発射!』」
私とカイクルの計2000発のハープーンが襲いかかる。これは流石に耐えられないだろう。
しかし慢心はいけない。
「主砲全門起動!最大仰角!」
''超高速で接近する飛行物体を多数確認!数...120です!''
次は音速攻撃機か?アメストリアのデータベースには沢山あるが、この世界には無い。
深海棲艦によって人類の戦闘機は落とされているからだ。
「三式弾装填!てぇー!」
五基の主砲から二十発の三式弾が撃ち出され、次の瞬間にはまたさらに二十発の三式が撃ち込まれる。そして四十発の三式弾は音速攻撃機の前で爆発し、大量の鉄片を降らせる。
次は気化爆弾の砲弾とか出しても良いかもしれない。ジェット戦闘機には有効だろう。
''全機消滅!ミサイル着弾!''
しかしレーダーから二つの反応は消えない。クソッ...最悪の想定が出てくる。
「全主砲斉射し続けろ!副砲も使え!ハープーン!フルファイア!」
激しく閃光や爆音、硝煙の香りにハープーンの煙が上がる。三隻から鉄の暴風なんて比じゃない量の攻撃を加えてゆく。
''上空に飛来物!高高度爆撃機です!落下物確認!''
「全30mm機関連装砲を使って何としても落とせ!」
大量の銃弾が空を覆い尽くし、小さな影に殺到してゆく。そして大きな爆発が上空でした。
しかし30mm機関連装砲の砲身が過熱状態になり、冷却開始。
これで私が使えるのは150cm四連装砲、46cm三連装砲、30cm連装電磁力砲、20cm連装砲だけだ。しかし150cm四連装砲は
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