14.侵攻開始!
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ジンポーチを追加し、アルスM145とMP5を取りそのマガジンを幾つか入れる。
アルスはドラムマガジンに対応しているため、勿論そちらを装填した。
「妖精さん、あの中型艦は完成したか?」
''出来ています!既に最終点検を完了しました!''
「良くやった。ありがとう」
しゃがみこみ妖精さんをナデナデする。
可愛い......
っと話題がずれたか。あの中型艦の言うのはアメストリア船内に格納してある極秘の内火艇(?)だ。全長218m、全幅21mの中規模の戦闘艦で粒子エンジンを水流式ジェットポンプエンジンを四基搭載し、軽く100ノットは出し。静音性に長け、イージス艦やステルス艦のような外観で凹凸が殆ど無い。武装は41cm格納式連装砲三基にミサイル224セル。一切のレーダーに映らず、光学迷彩のプロトタイプを載せている。
「リバンデヒ、カイクル回頭90度。機関停止」
「「......了解?」」
よく分かっていないようだが、五分かけて三隻が単縦陣を維持し回頭。
「全門鎮守府に向け。座標ロック。寮は狙うな。あとアメストリアの格納庫に来てくれ」
「「どういう事?(だ?」」
「まぁ、待て。私の船体に上陸用の艦艇を入れてある。私とカイクルで目標の艦娘を救助し、離脱。同時にリバンデヒはこの三隻全ての砲を持って砲撃開始。その後に堂々と船体をぶんどる」
「ふふふ...じゃあ二隻の指揮権を貸してくれる?」
「あぁ」「構わない」
「では、作戦開始。」
カイクルと共に格納庫を歩いて行く。あ、ちなみに武装はアルスのみだった。カイクルさん、舐めてません?あ、サブがデザートイーグル二丁ですかそうですか...
「カイクル、銃にサイレンサーをつけろ」
「......45口径はロマン...」
「DEはいいから。分からんこともないが、今回は静かに殺らないといけない。」
「......了解した」
まぁ使ってくれても構わんがな。アメストリアの船体の右舷にあるハッチが開き、海面に滑り台のように下がる。そしてこの高速戦闘艦...隼でいっか。隼がレールに沿って落ちて行き着水。すぐにエンジンを起動させ光学迷彩を起動し航行。
私は全ての武装をコッキングし、アルスを片手に操舵してゆく。
目標の鎮守府だが、特に艦娘は出ておらず、傍受した無線によると第一艦隊は非番。
憲兵が巡回している。まぁ、アルスで狙撃するが。
アメストリア三隻だが、ん?榴弾式結界弾を装填...150cm四連装砲は最大角、副砲の46cm三連装砲には一式徹甲弾。リバンデヒェ......
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