13.一航戦が漂着しました!......え?
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赤城を医務室に運び込み、妖精さんに預ける。そして第一艦橋に転移。
「どうだった?」
「大丈夫だ。かなり疲労しているが、死にはしない。ただ船体は中破。妖精さんに任せて二時間程で修理は完了する」
「そう。」
さて...どこの所属か不明の保護した赤城だが、医務室に寝かせ、栄養剤を点滴で入れる始末だ。
まぁ、大体分かっている。あの人間に対する恐怖から見て、トラック泊地のあの豚の艦娘だろう。
少し失礼だったが、一度弓道着を脱がせ、入渠させた。勿論アメストリアの船内にあるからだ。
''一切入渠をした形跡が無い''からだ。お陰で身体には大量の包帯が巻かれており、幾つもの傷があった。入渠さえ出来なかったのだろう。大破してもあのバスクリンをぶっかけられたのだろう。
「妖精さん。赤城の修理に粒子エンジンを搭載してくれ。あと、あの重金庫の設計図を解禁。
使わないが、改修をする際に使え」
''了解ですっ!''
妖精さんは走ってドックに行った。.......改ニになりましたとか止めてね?
赤城の弓道着は洗うとして、院内服に着替えさせた。うん。すごい身体でした。以上。
私は廊下へ出、ドアの横に立ち休めの体勢で立ち続ける。
さてさて二時間経ったのだが、
一向に起きない。疲れた...やる事ないし、アメストリアの船内だし、既に鎮守府には到着しているし。
「カイクル」
『何だ?』
「少し交代してくれ」
『了解した』
一種の罰ゲームでありそうなたちっぱなしだったのだ。耐えられん。
部屋で寝よっ!
『.....!......ん!.........姉さん!』
「何だ.....ふぅ...」
『赤城殿が意識を取り戻した様だ。足止めはしておく。提督を...』
「いや、私が連れて行く。」
『了解した』
すぐに巫女装束を整え、私室から出て走る。
「姉さん、赤城殿にはこちらから説明はしておいた。やはりあの豚だ」
「そうか...赤城、で良いか?」
「はい......」
「まず貴官の弓道着は現在修理している。なので申し訳ないが、アメストリア型戦艦の巫女服を貸す。そして貴官は必ず我々が守る。これだけは安心して欲しい」
「ありがとうございます...」
巫女服に着替えてもらい...対して変わらんな...
提督室に向かう。一応、カイクルにも付いてきてもらっている。
「何故銃を持っているのですか?
「一応護身用にな。私達姉妹は自衛...憲兵のような役割も持っている」
「へぇ...そうなんですか...」
「あぁ。大本営との少し殺りあったからな...ここだ。一応私は後ろについておく。ここの提督は当たりだ。安心して話して欲しい」
「分かりました」
「カイクル、もう大丈夫だ。念のためにリバンデヒとドックにて待機
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