11.MINAGOROSE☆
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し不思議と誰もいないのだ。あるのは死体だけ。私が作ったが。
あ、増えた。
しかしエントランスのど真ん中に堂々たる姿勢で立っている立派な軍服を着込み、ジャラジャラと大量の勲章を付けた人間が居た。
肩には大将を表す線が入っており、間違いなくボス格の人間だろう。
私はすぐにレーダーを張ったが、人間はこの階は大将のみ。
元帥とかの老害はもっと上の階。どうする?戦闘機飛ばすか?
「パラオ鎮守府提督、寺塚修平です。この度は少々ばかし抗議をしに馳せ参じました」
「そうか。私は一介の大将に過ぎないただの人間だ。名など気にしなくていい。
随分と強引な挨拶だな?」
うん。この人間警戒してるな。分からなくもないが、話し合いが出来ない。憲兵隊も少ないし、それは良いんだが、私は邪魔か?
「いえいえ、この子達はまだまだ本気を出しておりません」
...いや提督さん。結構私達、本気で殺っていたのですが?
150cm四連装砲、46cm三連装砲、30cm連装砲、20cm連装砲、30mm機関連装砲、2500基のミサイル。フルファイアしたぞ?ガチの。
「ほぅ?」
「この子達が本気を出したら今頃地球、人類の文明は消え去っています。」
残念ながらそれは今の''彼女''じゃあ無理なんだな...武力が足りない。
改ニくらいならよゆーで潰すけど。内容?教えるわけが無いじゃないかHAHAHA!
すみません調子乗りました。ごめんなさい。いずれ改ニになるから待って...
「ほう?そんな手段があるとは?」
「えぇ。秘匿していますが、いいでしょう。ABC兵器は勿論、この子の艦載機によるケムトレイル、ウンターガンクー弾、核、沢山あります。これ以上は」
いや、ありませんから。これ以上。
確かにケムトレイルとか脅威の他なんでもないが...食料から汚染って戦争中大打撃だよなぁ...
ん?侵入...?憲兵隊か?制圧しなければ。機関室を抑えられている。ヤバイ。
「...提督、少し失礼する。侵入者が居たようだ」
「え?」
ー艦内ー
転移する。第一艦橋は誰もいない......ごめん今突入してきた。すぐに二丁のM93Rを構える。
なんか心臓あたりが掴まれたような感覚があるが、気にしてられない。妖精さんだろ?
「.......何者だ?ここは私の船内だ。部外者の立ち入りは許可できない」
「...貴様がアメストリアとかいう化け物か?」
おや、化け物とは心外な。私とて望んでここに居ない。
「そうだが?」
「貴様を連行する」
「断る」
足元に3発ぶち込む。あぁ...床が...
しかし私に向けて幾つか銃弾が発射され、ギリギリで避ける。アブねぇ...
すぐに機器の陰に隠れ、インカムをつまむ。
「リバンデヒ!カイクル!聞こえるか!」
『どうしたの...って銃声?』
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