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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
11.MINAGOROSE☆
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器が有るけど武器庫じゃん。私も知らない銃も有るけど、知らない。使えるから良い。
「これは...?」
「私に乗り込まれた時の自衛用だ。」
「じゃあ君が持ってた銃も?」
「あぁ。ここのだが?」
「リバンデヒやカイクルが持ってたのも?」
「それぞれ自前の武器庫があるからな。せめて自衛用の拳銃くらいは持っててくれ。私とて守れない」
「守らないでは無く?」
「艦長を守らない艦が何処にいる」
「ははは、冗談だよ」
そう言うと提督はアサルトライフルを取る.....訳もなく、ダムダム弾のマガジンを幾つかとり、
本体のG26アドヴァンスに一つを入れコッキング。中々提督もエゲツないな...
私とて撃たれたくない。痛っいもん。
私も追加しておこうか。ガバメントを戻し、M93Rを二丁ホルスターに下げ、予備の拡張マガジンを六つ後ろのポーチに入れる。M9も戻しG18cにして置く。よし完璧。
「こちらアメストリア。リバンデヒ、カイクル聞こえているな?」
『聞こえているわ』『聞こえている』
「30ノットにて航行。弾種は任せる。全武装起動。目標は防衛施設、海防艦、邪魔してくるやつだ。何しても構わん。ただし艦娘は殺すなよ」
『『了解』』
「では私も戻る。提督は出る用意をしておいてくれ」

横須賀鎮守府。
今尚現存しており、大量の死者を出し怨霊が凄い所だ。
今は海軍が統括し、大量のドックが作られ、沢山のクレーンが建っている。
大本営、という海軍の司令部も隣接しているため、警備、防衛システムは世界最強レベルだろう。
24時間体制でレーダー員が張り付き、敵船にはミサイルや艦娘の攻撃が即時に来る。
普通の鎮守府ならばまず正規の方法以外では侵入できないだろう。

しかしそれは普通の鎮守府の場合だ。パラオ鎮守府...とくにアメストリア型戦艦は異常だ。
それは自覚している。
大日本帝国海軍でも51cm試作連装砲までしかたどり着かなかった。
しかし私は150cm四連装砲という異常な主砲を持っている。船体も4650×730mというちょっとした島の大きさも持つ。それがパラオには三隻いる。
一隻でさえも横須賀鎮守府は防げないだろう。それが三隻、同時にフルパワーで襲ってきたらどうなるだろうか?
「全艦絶対干渉結界を起動。」
見えない膜に覆われ、一切の物理攻撃が効かなくなる。
そして対空に備え30mm機関連装砲の砲身が回転を始める。
「全艦、私に続け!侵入する!」
侵入したと同時に警報が鳴り響き、武装が起動される。
同時にアメストリア以外三隻のレーダーが横須賀鎮守府の防衛システムの兵器を全て確認。座標をロック。
「トマホーク、1から285まで、発射!」
側面に飛び出した台形型にも見える船体部分の夥しいハッチが順番に開いて行き、間髪入れずに27
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