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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
10.何故に?
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ら顔を青くして怖いしか言わないし、私、凄く困惑してるんだ。
でも、これは只事じゃ無いよね。だから、キャラ捨てるね?
「お姉ちゃん!?」
「こわかった....すごく...こわかった.....」
お姉ちゃんは小刻みに震えていて、すごく怖がっている。朝まではいつも通りだったけど、どうしたのだろうか?
「あ、カイクルッ!すぐに来なさい!緊急事態よ!」
「どうしたっ!?おい、姉さんに何があった!?」
「よく分からないの。提督に呼び出されてからずっとこの調子よ」
「そうか...リバンデヒ、キャラやめたのか?」
「えぇ。流石に4900年も続けるとは思わなかったけれども。まぁ、楽しかったし」
そう、これが本当の私。今までウザキャラで通していたけど飽きちゃったし、お姉ちゃんが初めて怯えたからね。ここまで明確に恐怖し、怯え続けているのは私も初めてなの。
「カイクル、まずお姉ちゃんを船室に運ぶわよ」
「了解した。姉さん、すまないっ!」
カイクルが怯えているお姉ちゃんに近付き、腹パン。手刀も食らわしているけど。
そしてカイクルがお姉ちゃんを背負う。
「む?...改修のせいか?」
今体重を気にしている場合じゃ無いでしょう...確かに10000t近くは増えたけども...

「お姉ちゃん!?」
「凄く、怖かったの...」
「何が!?」
「て......と、く...」

と抱き着かれたときに言われたから、原因は確実に提督ね。
でも泣き出すとは思わなかったわ。あの提督、侮れないわ...
船室に寝かせ、カイクルと対峙する。
「カイクル」
「何だ?」
「私達の武器庫を解放。戦闘準備。機関は今日起動させ続けるわ。いつでも出撃出来るように」
「了解。リバンデヒは?」
「私はベガルM115-AXにデザートイーグルで良いわ」
「わかった。取ってこよう。」
そう言ってカイクルは転移。私は提督に指示を聞きに行こうかしら...でもあのお姉ちゃんがここまで怯えているのに私如きが耐えれるわけがない。
「お姉ちゃん...」
今も私の巫女服の裾をしっかりと握っている。嬉しいけど、いまはそれどころじゃないわ...お姉ちゃんの頭を膝に乗せ、ゆっくりと撫でてゆく。髪は凄くサラサラしていて、いいなぁ....
「持って来たぞ」
「ありがと。マガジンはボックスね。流石。」
お姉ちゃんをベットに戻してから立ち上がりベガルM115-AXを受け取り、ボックスマガジンを付けて弾帯に巻かれた12.7mmAX弾を給弾口に入れコッキングレバーを引く。そして肩にかけデザートイーグルを受け取りフルオートにレバーを上げ、拡張マガジンを装填し、コッキング。
カイクルは打撃銃と言われたベガルM154を持ち、肩からベクターを下げ、M92Fを吊るしている。

「提督、少し良いか
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