9.と言う事で御披露目
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「なら、機関始動。」
『了解。機関始動!電力伝達確認。レーダー感度よし。姿勢制御装置良し。オールグリーン』
「全武装の砲弾を演習弾に換装」
『換装。』
「戦闘用意のまま最大戦速!」
『よーそろー!最大戦速!』
「おい、どこだ?お前の最終兵器って言う奴は?」
「近江大佐。電の直線上の全ての艦娘を撤退させてください。幅は15000m以上。でないと高潮に呑まれます」
「......了解した。皆の者。撤退させてくれ」
「さて、貴官殿のご自慢の艦隊は?」
「き、貴様...!大和!第一艦隊をここにもってこい!」
「......了解、しました」
大和は...高練度っぽいけど疲労が激しくまともに戦えるとは思わないな。
「さて、舞台は整った。寺塚君、どうするのかね?」
「電。引け。引き裂かれる」
「分かりましたのです!」
あのご自慢の艦隊は大和、武蔵、長門、陸奥、加賀、赤城だったよ。オールスターだね。練度も7、80位なんだろうね。第二艦隊と思うのは金剛、霧島、飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴。
こちらも高練度。でも手も足も出ない。
電が駆逐艦では出るはずのない速力で離脱してゆく。
以前、アメストリアを調査させてもらった時、燃料も消費しないエンジンを見つけて、妖精が作れると言ったから全艦に搭載して、速力が倍以上になったんだ。
もっともあの子はサブエンジンとして使っているようだけどね。主機は...ウンター何とかエンジン。ごめんドイツ語で言われたから分かんないや。
「レーダーに艦あり!ありえない速度でこちらに向かってきています!大きさは計測不能!」
レーダー要員が走って報告に来た。まぁ、アメストリアだろうね
「速度は?」
「それが....その、90ノットです」
「それは航空機か、ミサイルかね?」
「いえ、間違いなく船舶です!」
「では、君の艦娘かね寺塚君?」
「はい。アメストリア型戦艦一番艦アメストリア。彼女の名です」
ドドーーーン!!
「...あ、赤城、加賀、飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴大破!」
「何っ!?」
まぁ、150cm四連装砲だからね。前方の三基十二門を使ったんだろうけど。
水平線の向こうから巨体が見えてくる。船を簡単に引き裂く鋭利な艦首に天にそびえる大和型の艦橋群、そして前方に搭載された150cm四連装砲三基。豪快に大量の海水を巻き上げながら90ノットという信じられない速度で向かってくる。なんか海水で両舷に山ができてるけど気にしない。
アメストリアって前方から見ると三角形なんだよね。(日本武尊みたいな船体)
だから余計に海水を巻き上げている。
『こちらアメストリア。あと20秒で到達する。』
「了解。速度下げ」
『速度50ノットに下げ!』
驚きのあまり全ての音が消える。砲撃もされず、何も起きない。信
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