マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0923話
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員がホワイトスターに時の指輪を組み込む事に賛成し、反対者は0という、驚くべき結果となった。
やはり、不老の効果を得るには特定の品を身につけておく必要があるというのが大きかったのだろう。
ムウのように恋人がホワイトスターの外にいたとしても、その品を身につけていなければ不老にならなくてもいい。つまり、恋人と死に別れる必要が無いというのも大きかった。
ようは自己責任というか、自分で不老になれるかどうかを決められるんだから、それは当然なのだろう。
あるいはシャドウミラーに所属した時にまだ幼い……それこそネギとかのように早熟の天才のような存在がいたとしても、問答無用で不老になる訳ではないから、ある程度自分の希望する年齢まで育ったところで不老に切り替える事も出来る。
ぶっちゃけると、エヴァのようなエターナルロリータになる必要がない訳だ。
ああ、ちなみにそのエヴァだが……何故今回の件にかなり協力的なのかといえば、そこには色々と事情がある。
元々不老不死である以上、同じように不老の仲間は多い方が色々と便利であるというのも大きいが、何よりも期待しているのはグレイ・シックスだ。
つまり、自分の不老状態を一時的にでも解除して成長出来るかもしれない……という希望を抱いているらしい。
まぁ、エヴァは自分の姿形にコンプレックスがあるっぽいしな。時々幻術を使って20代程の年齢になってオーブやミュートスにあるシャドウミラーの都市辺りを出歩いているし。
ある意味当然というか、何気にエヴァの大人バージョンはかなりの美人である為、かなりの人物がナンパしようとして撃墜したらしい。
笑えない噂だと、ミハエルまでもがナンパしようとして撃沈したというものがある。
……普段が普段だけに、とてもではないが噂だとは思えないんだよな。というか、恐らくは真実なんだろうからクランに報告しておいた方がいいかもしれない。
ともあれ、そんなエヴァである以上は自分の体型を成長させられるかもしれないグレイ・シックスはかなり期待しており、技術班にも積極的に協力してる。
葉加瀬は当然未知の物質でもあるグレイ・シックスに興味を抱かない筈がないし、そこに魔法球が合わされば、研究の成果が出るのはそう遠くないだろう。
「結局ぅ、なんで急にムラタが集められたのぉ?」
「悪いが、それはシャドウミラーの機密でな。協力者とはいっても教える訳にはいかない」
ロゥリィの言葉にスレイがそう告げるが、唇を尖らせて不服そうな表情を浮かべる。
本当に900歳を超えてるんだろうな?
そのままロゥリィが何かを口にしようとした、その時。とある光景が目に入る。
視線の先にいるのは、巨大なドラゴン。体長20mはあるだろうドラゴンが空を飛び、何故か森に向けてファイアブレスを吐き出して燃
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