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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0923話
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う訳ではないムラタ。
 この2人もいいコンビだよな。
 現在ロゥリィはアルヌスに作られた基地で寝泊まりしている。
 友好的な門世界の住人としては、初めての現地人だと言ってもいいだろう。
 ……いや、亜神なんだから、人として数えていいのかどうかは微妙だが。
 それでも協力的な囚人以外では初めての友好的な相手だ。こちらとしてもロゥリィとの関係はいいものにしておきたい。
 何だかんだ言いつつ、ロゥリィはムラタと一緒にいられればそれで楽しそうなんだが。
 もっとも、そのおかげでアルヌス基地やホワイトスターでは色々とムラタに関するあらぬ噂が蔓延しているのも事実だったりする。
 さすがにそれを本人に向かって直接口にするような命知らずはいないが。

「だってぇ、この前の戦いを途中で切り上げたんだからぁ、少しは私のお願いを聞いてくれてもいいでしょぉ?」

 ムラタの言葉にそう返すロゥリィ。
 ……弱みの1つでもあったのか?

「ムラタ、ロゥリィに対して後ろめたい事でもあるのか?」

 俺と同じ事を思ったのか、スレイがからかうようにムラタへと告げる。
 気安い言葉遣いを見れば分かるように、ムラタとスレイの関係はそれなりに良好だ。
 勿論シャドウミラーのメンバー同士で険悪な相手というのがそもそもいないが、スレイとムラタは同時期にシャドウミラーに入隊した事や、OGs世界でOG外伝のバルトール事件が起きている時に一緒に行動したという件もあって、いわゆる同期に近いものがあるのだろう。

「ふん、俺とて出来れば得るものが多いロゥリィとの戦いは投げ出したくなかったがな。全員が緊急招集されては、無視する訳にもいくまい」
「……ああ、あの件か。それは悪い事をしたな」

 ムラタの言葉で、呼び出された原因を理解した俺はそう告げる。
 だが、あの件……レモンの口から話された、ホワイトスターそのものに時の指輪の効果を与えるといった内容については、シャドウミラー全員の意見を聞く必要があった。
 あの時に呼び出されたのは、シャドウミラーに所属している全員。
 唯一の例外としては、シャドウミラーに留学的な扱いとなっており、いずれオーブに戻る事が決まっているマードックのみだ。
 ……いや、すっかり忘れてたけど、確かにマードックは留学的な感じであって、いずれシャドウミラーから去るんだよな。ずっとホワイトスターにいる事もあって、その辺が麻痺してた。
 ともあれ、ギアス世界にいるグラストンナイツ、ネギま世界にいるフェイトといった、滅多にホワイトスターに戻ってこないような面子までをも呼び出されて行われたレモンの説明。
 G元素の1つ、グレイ・シックスの効果とホワイトスターにいる限りは不老になれるという可能性やその他諸々の説明が行われ、最後に決を採り……全
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