もしも4人目がミユキさんだったら
武器提供キュアスティック
第14話
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「本当。ミユキさ〜ん。」
「今日は、私たちの練習お休みなんでは。」
「どうしてここに。」
「今日は、朝からテレビの収録やダンスレッスンがあってねもうクタクタなの。」
ミユキ他、トリニティのメンバー全員スケジュールに空きが生じた。ラビリンス一連有事で報道特番が放映された影響があった。
「で、何か甘いものが食べたくなっちゃって。カオルちゃんのドーナツが日本一だものね。」
「じゃあ、ひょっとしてミユキさんが4人目。」
「ねえ、テーブル見て。」
「ア、アカルン。」
「アア〜ッ。」
ミユキが食べようとした瞬間........。
「そこまでね。」
「あっ。」
「きっとお前たち3人関係深い人間が4人目とにらんでいた。いつもダンスを教えているこの中を付けていて正解だったわね。」
「ふん、君の動きが止まったとみて来てみたらビンゴだったね。」
「チョット待った。お前ら楽ばっかりしやがって。」
「悪知恵がないわね。あんたが要領悪いのよ。」
「クウ〜ッ、黙れ〜ぇ。スイッチ・オーバー。」
「一体、何なの。」
「そいつをよこせ。」
「バコーーーーン。」
カオルちゃんはウェスターに向けて蹴りを入れた。
「グオ〜〜〜〜ッ。」
「お嬢ちゃんたち、今のうちに車の中に入るんでい。」
カオルちゃんはラブ、美希、祈里、ミユキ、りんの5人を移動販売車の中へ入れた。
「バタン、バタン。」
「ドアをロックするんでい。」
「はい。」
「や、やりやがったな。」
「オイ、俺の店の前で暴れられたんでは、他のお客様のご迷惑なんでい。」
「何を。」
「兄ちゃんが敵国軍人のウェスターだとはなあ。恩を仇で返しやがって、見損なったでい。」
「うるせえ。ぬおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっっ。」
カオルちゃんは、巧みに回避しウェスターの片腕を掴んで手繰り投げ飛ばした。
「とりゃあーーーーーぁ。」
「ドスン。」
「ウギャーーーーーア、腰と尻が激イテエ〜〜〜〜ッ。」
「てめえ、特に許さねえ。」
「ウ、ウェスターが投げ飛ばされたわ。」
「あわわわわわわわわ。」
「女を平気で殴ろうとする最低の兄ちゃんよ。まだまだ、痛い目に遭わしてやるぜ。オラアッ。」
カオルちゃんは何と、あのウェスターの巨体を目一杯持ち上げ、構えた膝目掛けて思いっ切り落とした。
「やめろぉ〜。」
「うるせえ。」
「ドカッ。」
「ウギャア〜。」
この技は別名「背骨折り」とも呼ばれている「バックブリーカー」である。更にカオルちゃんは、痛がるウェターを持ち上げ、イースとサウラーのいる方向へ投げ飛ばした。
「ポイッ、ピューーーーッ。」
「うわあ〜。」
「イース避けろ。」
「ヒ
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