もしも4人目がミユキさんだったら
武器提供キュアスティック
第14話
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「ドロボーーーー。」
「ダ、ダメだ。逃げろーーーー。」
再び、ラブの部屋では
「本当にいたのね。」
「ヤバイわね。アカルンのことを聞かれてしまったみたいよ。」
「と、言うことは。」
「アカルンをラビリンスの手に渡れば、必ず破壊されてしまうわ。」
すると、あゆみが部屋に入って来た。
「スルスルスル。」
「ラブ、気を付けて。ラビリンスのスパイが入って来たよ。」
「やっぱり。」
「私はこれから仕事に行くけど、戸締りはしっかりしてよ。」
「はい、お母さん。」
あゆみは部屋から去った。
「やっぱり、アカルンを探すしかないね。」
「そうしよう。」
「チョット待って。やみくもに探してもみつからないわよ。」
「じゃあ、どうすればいいの。」
「各ピックルンスウィーツ王国だよね、タルト。」
「ヘエ。そうでおま。」
「ならば、スウィーツ王国で聞いた方が良いわね。」
「誰、長老。」
「いいえ、シフォンのパパよ。パパの名前はショコラよ。」
「パパ、パパ。」
「シフォンがパパって言ってる。」
「エンジニア。」
「そうよ。ショコラはスウィーツ王国屈指のエンジニアよ。」
「そうなの。」
祈里は通話を始めた。
「もしもし、ショコラさん。」
「ああ、ナノ研究所所長のショコラだ。」
「アカルンを探したいのですが。」
「アカルンか、ずっとこの研究所で監視している。」
「そうですか。」
「飛び立って迷子になってしまう可能性も十分高いため、各ピックルンGPSタグを付けている。」
「リンクルンでは、誰かが手にしない限り反応が出て来ないが、パソコンでは反応する。」
「そうなの。」
「パソコン持ち出すと重いはず。そこで提案があるのだが。」
「どんなの。」
「随時、写メールを送信して情報提供しようではないか。」
「写メールですか。」
「そうだ。それに加え、アカルンと他の生命体が接触した形跡を映し出したグラフィックをGPSと重ねてみよう。」
「そのグラフィックって。」
「温度センサーだ。」
「温度センサー。体温で合わせるのですね。」
「そうだ。」
「その情報を手がかりに探せば良いのですね。」
「そうだ。後、君の通訳アプリを活用して接触の形跡のあった生命体に話しかけてくれ。」
「分かったわ。」
「それでは、成功を祈る。」
通話を切られた。
「写メール送るって。」
「そうなの。」
「パソコンでないと所在掴めないって。」
「パソコンなんて持って行けないからね。」
「ノートなら可能だけどB5サイズでないと重いわよ。」
「ショコラからの情報提供たよりか。」
「仕方ないわね。行こう。」
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