51魔法少女
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「オウガテイル……」
その映像には俺がよく知っているモンスター、オウガテイルが載っている、全身が機械化されているが間違いなくオウガテイルだ
「これは、一年前に撮られた映像や。大体の魔法は効かなし、倒せたとしても霧状になって翌日には蘇ってしまうや」
魔法が効かないのは仕方ないだろう、アラガミを倒せるのはアラガミと同じ細胞を使った武器だけだからな
「私達はいろいろ調べてたら4ヶ月前にここに同じモンスターが現れていたのを確認した。ヤマトがそれを消滅させたことも」
なるほどね、それで、あの時、助けに来てくれたんだな、こんなにも時間がかかったのは普通の魔法使いでは倒す事が出来ない為に三人が出向いていたのだろう。
「それで、あれを倒す方法を聞きに来たと?」
「はい、このままだと一般市民に怪我人がでるかもしれません」
「教えたいのだけれどね、口では説明できないし、そっちの世界だとあれを消滅させる一番簡単な方法は使えないだろう」
俺の言っているのは事実だ、オラクル細胞はオラクル細胞でぶった斬るのが一番簡単だ、だが、オラクル細胞を持っているのはごくわずか、オーレとアリサの二人だけ、だけど、その可能性があっても俺はあいつらには戦ってもらいたくない
「でも、ヤマトはあれの倒す方法を知ってるのよね?」
「まあね、教えるのは難しいからね、いっそ俺がその世界に行って解決に手を貸してあげるよ」
「いいんか?」
「あぁ、あの怪物を消滅させる方法は言葉で教えるより実戦で見せた方がいいからな」
アラガミを殺すもう一つの方法、コアを破壊するならなんとか、なるかも知れないしな
「ありがとう、ヤマトくん」
「気にするな、それと、あれが現れた時期を正確に教えてくれ」
「わかったわ、たしか、一年前の……」
「そうか、ありがとうございます。なら、その時期あたりにそっちの世界にいくわ」
「お願いねヤマトくん」
まあ、任せておけよ
そうして、機動六課の三人は帰って行った
続く
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