第2巻
試作品デザート×イギリス本部長襲来
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ったが、公園の修理も必要だったので、わざと逃がしてから小型偵察機で追っている。俺は本気じゃなかったが、相手は本気だったので周囲にどんな影響出るか分からない。
「その判断は賢明ね、民家を巻き込んでしまっては寝覚めが悪いわ。でもこの前のショッピングモールも諸葉の力によって、復興されたしね」
九頭大蛇を倒した時は、サツキと静乃が桜花の指示によってショッピングモールで戦いの場所を選んで、諸葉が到着した後は本気ではなかったが吹っ飛ばしてしまった。その事で、神皇帝の力によって大蛇が現れる前まで戻した後に白騎士機関と政府は連続ガス爆発だと処理する前に、元通りにした蒼い翼の会見によりお蔵入りとなってしまった。事件を揉み消すために、余計なストーリーで処理何て事はないし、全て無償で修復するから助かっている。街の発展も出現したとしても、全て時間の巻き戻しや再生によって事件をなかった事にできる。
「まあ諸葉の力は、最早白騎士機関でも収められないくらいの力を持っている証拠よね」
「蒼い翼を中心とした復興や壊れた場所を壊す前にする事が出来るのは、兄様と他の神皇帝だけね!」
「俺は被害を最小限にしたかっただけだ、・・・・ん?あの男はどこかで見覚えあるな」
そう言った後に、外からとても目立つ男を発見した。出入口のドアが開き、軽やかな鐘の音が鳴った。試作品のケーキを店の奥で片付けた後だが、そこに鼻歌をしながら入って来た。
『ちゃー、ちゃー、ちゃー、ちゃーらんら、らんらららららんら、らーんらー♪』
見た事ある男が陽気な足取りで入店してきた。二十代後半ぐらいの外国人で派手な銀髪をしていたが、金髪じゃなかったような?サングラスで顔は隠れているが、伊達男の雰囲気と羽田空港での報告にあった男だ。背は高いが、伊達男は何か聞いているのかイヤホンを外すと鼻歌をやめて店内を見渡す。今日は意外と空いている日なのか、テーブルはいくらでもあるというのにわざわざ俺らの隣に座った。こいつは威力偵察者の主かと思ったので、先ほどの話はあとにすると小さく声を出した。伊達男がメニューをめくる音がやけに大きいが、店員がお冷を持っていくとそこで一悶着していた。すると店員がこっちを見てくるから、俺は沙紀に行けと言う。
『何かお困りごとでしょうか?』
沙紀は俺の通訳をするという仕事もあるので、サツキの代わりにしていた。白騎士機関の公用語は英語なので、伊達男は恐らく英語で話しているのだろう。亜鐘学園でも英語の授業は特に力を入れているが、俺だけはその授業はパスしている。
『ありがとう、注文をしたいのだがメニューには英語は書かれてないのでね』
『確かにそうですが、ここは主に亜鐘学園生徒が来る場所ですので、メニューには英語表記や写真はついていませんから』
沙紀は慣れ
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