第2巻
試作品デザート×イギリス本部長襲来
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。早速だが、俺手作り何で遅れた。今回はこれだ」
箱を開けたら、既に切り分けていたケーキだった。一見ただのショートケーキだが、ここに置いてあるショートケーキよりも美味しそうなケーキだった。あとは俺特製ブレンド紅茶のレシピを店長に渡した後で、サツキと静乃にマヤに食べてもらった。もちろんタダで、そしたらここよりも美味しかったようなのでよかったと思った。
「今までも美味しいケーキを食べてきたのですが、まーやもこれは美味しいと思うのです!」
「もしかして諸葉の家には、これ以上に美味しいケーキや食べ物があるの?」
「はいなのです。ただ諸葉が作ろうとしても作らせないようにするらしいのです」
「お砂糖はいくつ?諸葉は昨日の食事でも、一料理人としては微妙だったみたいわね」
俺のコーヒーとマヤのカフェオレが来たので、静乃は砂糖は何個かと聞く。三つと言ったので、入れた後にモニタのケーキを何個か持ってきたのでここにいる店長と店員にも食べさせた。そしたら、零社長にこれを納品かレシピが欲しいと言ったので俺は了解と言ったので、端末を取り出して本社にモニタしたケーキを納品するように指示を飛ばした。
「ま、俺の事についてはいいけど、昨日ウザい先輩達が街中の公園でアンセスタルアーツを特訓していたから襲われたと石動先輩に報告したら、その三人は今日も武道館で反省しているんじゃねえの」
「えー!あの先輩達が街中で!バカじゃないのその先輩達は」
「諸葉も使ったの?」
「俺はいつも通り拳だけだったから、お咎め無しだ。それよりサツキには言っとくが、夜は余り外に出ない事を言っておく。また何かしらの威力偵察者がいつ現れるか分からんからな」
今頃石動先輩と副長からの鬼みたいな訓練でもしているんじゃねえのか。あとは漆原家の力でも、蒼い翼に刃向おうとしても無駄だと言う事も。
「諸葉は料理が趣味だと言う事は初めて知ったかも」
「気を付けた方がいいわよ嵐城さん。諸葉の料理を食べた者は女のプライドを破壊する効果を持つって前聞いたから」
何その絶対兵器みたいな感じはと思ったらしいが、まーやも同じく感じたそうだ。それとさっき言った威力偵察者の続きとして話をしていた。亜鐘学園の生徒ではないというのは確実で、俺が直接校長先生に報告したからか、今は先生総出で調査に当たっている。
「何か手がかりはあるの?兄様」
「ま、今のところはな、でも白鉄の武器を見れば分かるからな。憶測だけが出回ってもパニックになるだけだから、当分は俺達だけの内緒な?信用出来る相談相手も、お前らしかいないから」
サツキも静乃もそれを聞くと何だか嬉しそうだったが、石動先輩ぐらいの強さを持っているから当分は夜間は出歩かない方がいいと言っといた。その場で捕獲すればよか
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