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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0922話
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は、魔法と……より正確にはマジックアイテムと深い親和・拡大・維持性を持つ物質よ』
「つまりそれは……魔法球に時の指輪を組み込んだように、ホワイトスターそのものに時の指輪を組み込める、と?」
『まだ、あくまでもその可能性がある……としか言えないけどね』

 思わず尋ねた俺の問い掛けに、条件付きながらもレモンは頷く。
 魔法球の場合は、元々がマジックアイテムだったから、そこを利用して時の指輪を組み込む事が出来た。
 だが、それにしたってエヴァという魔法に関しての第一人者が存在しており、魔法と科学の両方に深い造詣を持つ葉加瀬、天才少年と言ってもいいネギがいたからこそ出来た事だと言えるだろう。
 それが、魔法とは全く関係の無いこのホワイトスターそのものに対して使えるとなれば……そして、もしそれが他の世界の者達に知られたとしたら……

「狂乱と言っていい程の騒ぎになるのは確実だな」

 もしも本当にレモンの言っている事が実現可能だとしたら――科学者としてのレモンの実績を考えればほぼ確実に可能なのだろうが――ホワイトスターにいる限り不老になれるという事に他ならないのだから。
 少なくても、ホワイトスターに訪れる者が今のままって事はないだろう。
 下手をすれば数百、数千、数万倍の者達がホワイトスターに訪れる事を希望する筈だ。
 せめてもの救いは、まだホワイトスターに対して住人を集めている訳ではないといったところだろう。
 現在他の世界の者達が滞在できるのは、あくまでも交流区画でしかない。
 門世界の侵攻で交流区画の場所自体は変更になったものの、その辺は全く変わっていないのだから。
 そして交流区画というのは基本的に寝泊まり禁止で、毎日自分の世界からゲートを使ってホワイトスターに訪れている。
 その辺を考えれば……いや、それでも1日の3分の1近くをホワイトスターで過ごしていれば寿命の変化にはいずれ気が付くか。
 普通の住人に比べると約3割増し……睡眠時間を考えると、下手をすれば5割から6割増しの寿命となるのだから。
 その辺の説明を求めると、レモンは頷きを返しつつ、それでも笑みは消えぬままに言葉を続ける。

『確かにアクセルの心配も分かるわ。けど、考え方が違うのよ。誰にでも無条件に時の指輪の効果を発揮させるんじゃなくて、例えば……そうね、指輪というのはちょっと問題あるでしょうから、ネックレスとか腕輪とか、あるいはシャドウミラーとしての身分証でもいいわ。とにかく、何か特有の物を持っている者だけにその効果を与えるようにすればいいのよ。大体、ホワイトスターにいるメンバーに対して無条件で不老の効果を与えるとなると、ムウみたいな人が困るでしょ』

 そう言われ、納得する。
 確かにムウの場合はシャドウミラーに所属してはいるが、生活の拠
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