二重変装(ルパン三世2nd/オリキャラ)
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で、赤色のノートパソコンを弄りながら恋也は『体 入れ替わり』と検索をしていた。
実際のところ良い検索結果など出てくるわけでもなく、ノートパソコンの電源を切って閉じてはソファにだらしなく横になる。
この場に不二子が居れば「ルパン、あなた次元みたいよ」というセリフが飛んでくるだろう。
そんな事を気にする暇があるなら、今から学校に行こうとしているルパン三世をどうにかして欲しいと恋也は思った。
「お前さん、今日も学校か?」
プリンを食べながら次元はブレザーを羽織ってリビングにやってきたルパンに問いかける。
「まぁ、今日からテスト週間だからな」
今日『も』という表現は可笑しいだろと恋也は、ソファに横になりながら思ったが、敢えて口にすることはせず、ルパンが玄関に向かうのを目だけで見送った。
当然ルパンの事だから恋也の体を使ってクラスの女子に声をかけまくり、面倒な事になっているのだが……。
**
リビングに居るのは恋也と次元のみ。
五右ェ門は和室で何やら花を生けていた。
暫しの沈黙が続く中、体が入れ替わっているとバレても良いのだが、ルパンが『折角だから演じてみようぜ』などと言い出して、こうやってルパンのフリをするしかない。
小さく溜息を吐いたのが聞こえたのか次元は恋也をじっと見つめている。
「……何だよ」
頭の後ろで手を組みながらどうしたのかと視線を向けるが、次元は一向に口を開く様子は無く恋也を見つめる。
逆に何も話しくれないと恋也の方は焦りが募る。
1分、はたまた10分が経ったかも知れないぐらいの頃合に、カチリとアナログの小さな振り子時計の長針が動いた。
12時を示したのだ。
「次元ちゃん、用もないのに俺に声なんて掛けちゃった?」
そこではっと我に返り、いつものルパンらしく振舞った。
用も無いのに声を掛けたとただ尋ねただけだったのだが、長年相棒をしている彼は、きっとこの時見抜いたのだろう。
――ルパン三世ではない、と。
「てめぇ、ルパンをどこへやった?」
表情は読み取れないが、無機質でもない彼自身が持っている声質で目の前の『ルパン三世』に問う。
変に回答すればきっと撃たれるだろう、頭に組んでいた手を胸の前に持っていき、降参のポーズをとり「学校」と一言だけ告げた。
「学校!?」
驚いているのか次元の帽子がずれる。
帽子を元に位置に戻しながら次元の目の前にいる恋也に近付いて、頭の先から足の先まで関心するように眺める。
「しっかし、アイツがルパンだとするとおめぇは恋也か?」
「ご名答!」
誤魔化す必要も無いのだが、ルパンのおちゃらけた口
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