依頼人菊岡誠二郎
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「お〜いキリト君、クラディール君、こっちこっち!」
上品な喫茶店の空気をぶち壊す菊岡を見て、俺とキリトは同時に口をひん曲げた。このバカのせいでマダム達の避難の視線が殺到したからだ
「奢るから何でも好きなの頼んでいいよ」
「言われなくてもそのつもりだ」
「右に同じ」
どすんと椅子に座り、メニューを開くふざけた事に、最も安いものが千二百円だ。
俺はパスタとケーキのセット、キリトは何だか解らない物を頼みオーダー終了。ウェイターさんが奥に消えてから俺達は口を開く
「「そろそろ本題に入って貰えませんかね。つっても、またネット犯罪絡みだろ?」」
「流石兄弟、息が合ってるね、具体的な事はこれを見てくれ給え」
そう言うとタブレット端末を渡された。そこには二つの資料が表示されている
「そう、日本で唯一プロが存在するVRMMOガンゲイル・オンライン、そのプレイヤー二人が殺された。そしてそれには、死銃・・・<デス・ガン>と言うプレイヤーが深く関わっている可能性が高い。」
「で、具体的に俺達は何をすればいいんだ?依頼人さんよ」
「うん、このGGOにログインしてその死銃なる男と接触して欲しいんだ」
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