第2巻
静乃の部屋×謎の威力偵察者
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察でも来たんだろうよ」
わざわざイギリス本部長や威力偵察の事を言ったら、相手は心の声でなぜ知っている?という声が聞こえたので動揺したのか。冷たい殺気を送ってくるが、俺にとっては何も問題ないが女は何も答えないまま武器を持つ。二本の剣は恐らく双頭剣なのだろう、それを使う者といえばエドワードの右腕しか思いつかなかった。女は威力偵察で来たが、ここでとんでもないラスボスが来た事で本気を出すかのような感じであった。
「そっちが来ないのなら、こっちから行かせてもらうぞ!」
走り込んでから、女の間合いに入ったと思えば剣を振ってくるが、それを避けてまずは一撃としてチョップを女の体に打ち込む。ダメージ無さそうな感じであったが、後からの衝撃が走ったのか、後退する女。今のは衝撃拳のパワーを落とした状態であり、女の剣が当たろうとしてもすぐに親指と人差し指で刃を掴んでいた事に驚愕する女。もう片方の剣もだ。
「その顔は驚愕しているようだな、まさか剣を指だけで押さえられるとか思っているのか?」
「!!!」
女は一度俺の間合いから後退してから、通力を帯びた剣で対峙しようとしていた。そして間合いに入ると剣で斬ろうとしても、簡単なステップで避ける。見切って避けるというのは、達人クラスじゃないと避けられない。紙一重で躱すかのようにしてだけど。やはり日本支部でも実戦部隊は化け物達の王である石動先輩ぐらいはあるが、俺が手招きのように動かす。女は怒気をしながら、連続攻撃を次々と避けてから俺の拳は剣を弾くかのようにして、光技の太歳である太刀風を無効化する。
『このっ・・・・(Damn it)』
ヘルメット奥から聞こえる声で、俺には一切当たらない焦りなのか、女は吠えて本気になったが既にそこには俺の姿がなく探していたと思っていた。得意技であるクロックアップをしている際に、三連衝撃拳の準備と風刃の舞を準備しながら完了と共に女の目の前で拳を振るった。三連衝撃拳+風刃の舞だったので、体の内から衝撃が伝わると同時にツナギがあちこち引き裂かれて大人の女性特有の艶が出ていた。
「流石に手練れでも俺の技は効いたようだな、お姉さん?」
吹き飛ばされた女は、公園外まで転がっていきながら叩き出されて、公道のアスファルト上でしばし苦悶に喘いでいた。俺は女が吹っ飛んだ所まで行くと、剣を杖のようにして立ち上がるとそのままよろめきながら、夜の闇へと溶け込みながら消えて行った。
「逃げたか、・・・・だが逃げさせはせんよ『ただいま小型無人偵察機が追っています』よくやったぞ、沙紀」
俺は逃げた相手を追わないようにしてから、この公園で起こった事を無かった事にするために再生を開始。破壊された器具は、破壊される前に戻して地面は戦闘前までの状態となった。あとは亀吉らが
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